2018.01.23 (Tue)

那覇ナハなはは

1月16日から2泊3日で沖縄に行ってきました。実は細矢は沖縄初上陸なのです。
しかも今回は父親をご招待し、おっさんとおじいちゃんとの薄汚いふたり旅となりました。


さらにそのおじいちゃんはシャルコーマリートゥース病という難病の持ち主で電動車椅子で移動です。
シャルコーさん、マリーさん、トゥースさんで発見されたのでその病名になっています。
病気の詳細はWEBで確認できますが、現時点では科学的に証明された治療法はないそうです。


那覇までの飛行機はスカイマークを使いました。
もちろん1番安かったからです。
事前に電動車椅子の事を伝えていたので重い車椅子も無事預ける事が出来ました。
スタッフも優しく対応してくれました。感謝です。


那覇市の移動ですが、まず空港から市内を結ぶわモノレールのゆいレールに乗りましたが、全駅バリアフリー対応でホームに設置された見事なマシーンに驚かされ、市内バスも1度乗車しましたがバリアフリー対応バスで市内の移動にも困る事はありませんでした。
バスに関しては全路線がバリアフリー対応ではなさそうです。


ホテルはエスティメートと言う名のホテルに宿泊しました。スタッフの皆さんの対応も非常に素晴らしく、有意義に滞在できました。
朝食が洋食ではありましたがとても味の良い、お洒落な朝食で父も満足していました。
ここも感謝感謝です。


さて、電動車椅子も載せる事の出来る日産LVAをレンタルし、万座毛、美ら海水族館、備瀬のフクギ並木、古宇利島、許田の道の駅を訪れました。
久しぶりの右ハンドル車の運転で緊張しっぱなし、しかも沖縄の高速は制限速度80kmなんですね。
チェコは130kmですから1時間で50kmも違うと移動時間、距離に大分差が出てくるため少々イライラしましたが、いかんせん私はGold免許保持者なので違反せぬよう交通ルールを守り慎重に走りました。
高速道路を運転していて思ったのですが、高速を時速80kmで走るのは1番眠くなる速度だという事です。


レンタカーを借りた日は残念ながら雨が降ったり止んだりとあいにくの天気でした。
ですから海に行っても、よく写真で見るような沖縄の真っ青な空と海と言う景色を見ることはできなかったのですが、それでも初めての場所だったのでかなりの満足感でした。


食事に関しても、ソーキそば、沖縄そば、フーチャンプルー、あおさの天ぷら、ジーマーミ豆腐、ラフテ、海ブドウ、ハリセンボンの味噌汁、ゆし豆腐、あと名前を忘れた魚の刺身と塩焼き、いやあ、美味しかったですね。


お食事処は美栄橋駅と国際通りドン・キホーテを結ぶ冲映大通りにあった居酒屋さん、あとベタではありますが第一牧志公設市場で食事を取ったのです。


初日の夕食は時間に限りもあり、ホテルそばの居酒屋に入ったのですが、店内全体に広島東洋カープのグッズが飾られた広島東洋カープファンのお店で、残念ながら沖縄料理がなかったのです。
だから2日目の夜と3日目の昼を目一杯沖縄料理を満喫しました。当然オリオンビールで乾杯です。


さて多趣味の父は沖縄旅行でそれほど吹く時間もないのにも関わらず尺八を一本持参していました。
私が知る限りでは吹いておりませんでしたが、なぜ持っていったのか…。
あとカメラにハマっていて、写真でもご覧なれるように、いろいろ撮影していましたね。


国際通りを歩いていたら名前はドイツ語だったけどトゥルデルニーク屋さんがあったのに驚きました。
道を挟んだ反対側にはバームクーヘン屋さんがあり、一瞬、沖縄にいるのを忘れてしまいました。


さて、二泊三日と短かったけれど、沖縄いいな。
また帰ったら行こう。


青い空、青い海を求めて気温20度の沖縄に行ってきました。
父親孝行もかねて。
スポンサーサイト
メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
17:37  |  日本  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2017.12.07 (Thu)

揚げパンボール

クリスマスマーケットのシーズンです。
プラハのマーケットも良いけれど、隣の芝は青く見えるといいますね。ですからどうしてもお隣が気になります。
そうドイツです。
プラハから車で日帰りで行けるとしたらニュルンベルク、そして列車やバスでも日帰り可能なのはドレスデンです。


仕事上、そして興味もあって、何度か当地のクリスマスマーケットに行っておりますが、いやはや、芝は青すぎます。プラハの芝も青のはずなのにそれをかなり上回る艶やかな青です。
なんだかんだ言ってもドイツなんですね。
クリスマスツリーに限って言えばプラハの方が圧倒的に美しいのですが、マーケット全体で見ると、どんなにエコひいきしても、プラハのマーケットが勝てる見込みはありません。


プラハのマーケットはそれなりにプラハらしく、シンプルで良いではないか!と言う人もいるでしょう。
でも、断然に何かが違っているのです。
屋台の装飾。
マーケットで働いている人の雰囲気。
商品の陳列の仕方。
食べ物の種類と見せ方。
どれを取っても上手く、プラハのマーケットで感じる雑さがない。
などと、散々にプラハのマーケットをこき下ろしていますが、他の人、プラハ在住でない人が、知ったかぶりよろしく、声を大にして同じ事を言ったのならば、細矢の鉄拳を喰らうことは間違いなしです。


さてドイツのクリスマスマーケットに行ったら↑写真の物を是非食べてみてください。全ての町のクリスマスマーケットにあるかどうかは分かりませんが、少なくともニュルンベルクとドレスデンにはありました。
そして決してたこ焼きでもありません。
たこ焼きがあったら良いのですけど。
↑写真の物はタイトルの通り揚げパンボールです。
ドーナツのような物でシンプル、そしてなんか懐かしい優しい味、牛乳と一緒に食べたくなります。

ぜひご賞味あれ!


メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
20:30  |  ドイツ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2017.11.29 (Wed)

シュコチャンスケ鍾乳洞

あれは確か1998年11月だ。
初めてスロベニアに来たんだ。
まだ車も持っていなくてバスで行ったんだっけ。
クロアチアのザダル、スプリットに行き、そのあとリエカに戻りスロベニアのピランに行って、そこからリュブリャナへ行ったんだ。


その次にスロベニアに行ったのが2006年7月だったはず。
ポストイナ鍾乳洞と洞窟城を見てからクロアチアのプーラへ行って、プラハへの帰路にブレッド湖に立ち寄り、
ボーヒン湖まで足を伸ばしてマスを食べたんだっけ。
なつかしいなぁ。


でもそんな昔の話はどうでも良い。
先日11年ぶりにブレッド湖に戻って来た。
戻って来たは変かな…。
まあ、またやって来たのである。
11年前のブレッド湖の記憶はおぼろげだったけれど、なんだか随分観光地化されたような気がした。
あんな大きなホテルあったっけ?
こんなに観光バスが行き来してたっけ?
確かに昨今、日本でもクロスロツアー(クロアチア、スロベニア)が人気になっているのは聞き知っていたけれど、とにかくブレッド湖はスロベニアが誇る観光地になっていたのである。


さて今回はブレッド湖をベースにし、そこからの日帰り観光としてシュコチャンスケ鍾乳洞に行った。
スロベニアの鍾乳洞のツートップとしてシュコチャンスケとポストイナがある。
11年前に行ったポストイナ鍾乳洞のトロッコに再び乗るのも良かったけれど、まだ行った事がなく、しかもユネスコ世界遺産だから、やっぱりシュコチャンスケに触手が伸びたわけだ。


実際、鍾乳洞に潜ってみて感じたのは、シュコチャンスケに来て正解だった。ということ。
スケールがデカイ!
地下に広がる大きな空間、鍾乳洞の中に流れる激流の川、そして何よりも、生きている鍾乳洞だから鍾乳石も成長していくし、激流も流れを変えるかもしれないので、また何百、何千、何万年後ともなると姿形も変わっていく訳だから、あのスケールのデカい空間がどう変わるのか想像すると、結局想像できなかったけれども、感動の連続であった。
とは言え、ポストイナの記憶がほとんど無いから比較は難しい。
だから、機会があったら、シュコチャンスケの記憶がある間に再度ポストイナにも行ってみなくてはいけない。
って、なんだか若年性痴呆症の人の弁のようでイヤだな…。


ここシュコチャンスケには見学コースが1,2と設定されていて、コース2は11月からはクローズだったので、暖かくなったら、って、まだまだ先だけれど、コース2も歩いてみたい。


鍾乳洞見学ツアーは2時間ほど掛かり、地上に戻るとちょうど昼時だった。
シュコチャンスケから車で30~40分走るとイタリアはトリエステに行ける。
よし、ランチはイタリアンにしよう!
そこでトリエステまで走り、結局は遅めのランチになったけれど、アラ ジョコンダというトラットリアでシーフードを満喫した。
ジョコンダとはモナリザのモデルとなった夫人である。


家族経営の店で旦那&女将で切り盛りしており、テキパキと給仕する姿は見ていて気持ちの良いサービスであった。プラハではまず見ることのできないサービスである。
馴染みのお客が笑顔で旦那&女将と話し、笑顔で店を出る姿も店の良さが伺える光景であった。
まさに昔からあるわが町の定食屋さんだ。


シーフードに舌鼓を打ち、満足したのでブレッド湖に戻った。
ああ、なんて贅沢な1日なんだ。


ちゃんちゃん。


メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
14:25  |  外国旅行  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2017.11.15 (Wed)

ブダペストでチョコレート

美味しい抹茶チョコレートの情報を得た。
場所はパリでもなくブリュッセルでもない。
ドナウの真珠ブダペストだ。

www.rozasavolgyi.com

でチェックできるので、まずはウェブページをご覧あれ。


店内は狭いのだけれど、チョコレートでいっぱい。


抹茶チョコレートが品切れの時もあるらしいけれど、今回はラッキーな事に在庫があった。
よかった!


ショーケースの中にも綺麗なチョコが並んでいる。


さて、今回は4種類のチョコレートを購入してみたのだけれど、写真右のスシが興味をそそった。
どんなチョコレートだろう?
握り寿司の形しているのかな?


パッケージを開封したら抹茶チョコレートに米粒が入っていて、ライスチョコレートのようだった。
で、美味い。
写真撮影失念。


ブダペストに行ったら前菜フォアグラ、主食マンガリッツァ豚、デザートにこのチョコで決まりだ。



メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
12:15  |  外国旅行  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  編集  |  Top↑

2017.11.10 (Fri)

ハンガリー温泉巡り

ハンガリーの温泉を巡った。
ドナウの真珠、首都ブダペストではなく、ハンガリーの温泉である。
3か所の温泉に行ってそのうち2か所に浸かった。
ご存知の通り、日本の温泉とは異なりヨーロッパにある温泉はお風呂と言うよりはプールだ。
温泉だけれども水着を着用し、ミズスマシよろしくスイスイ泳いでいる者も多い。
そして何よりも違う事は水温が低い事である。
歯を食いしばって力みながら湯に浸かるのではなく、湯に足を入れた瞬間、えっこれはお湯なのですか?と拍子抜けするほどにヌルい温泉がほとんどだ。
スロバキアにあった温泉の水温40度、ブダペストでの水温39度は日本の温泉のようで気持ち良いのだが、35度、33度、ましてや28度となると温泉の気分ではない。
しかし、そのつもりで、つまりヌルいの承知で浸かってみればこれまた乙で、なかなかに気持ち良いものなのである。
そこで冒頭の通り、ハンガリーにある多数の温泉の中から今回は3か所訪問して、そのうち2か所に浸かってみたのである。
さて、みなさん、行きたくなりますかな?

1.ミシュコルツ タポルツァ洞窟温泉


ミシュコルツはブダペストから東、もうスロバキアやルーマニアに近くに位置しハンガリー第3の街です。


そのミシュコルツから6kmほど南方に離れた所にミシュコルツ タポルツァはあります。


もともと中世の頃から利用されていた温泉を洞窟温泉に造り替えました。1959年の事です。


水温は29ー30度なので、まさに温水プールですね。


そこで泳ぎながら、歩きながら、浸かります。


少し冷えたな?と思ったら、水温33度か35度のあったかいエリアに移動してください。
普段は低温に感じる35度でもだいぶ暖かく、身も心も落ち着きます。


低温だから湯あたりもなく、水温の低い方、暖かい方を行ったり来たり、のんびり楽しめます。

2.エゲルサローク


赤ワインで有名な、美女の谷で有名なエゲルから7kmほど離れた所にある温泉地です。


エゲルにも温泉はあるのですが、ここエゲルサロークは風景が興味をそそります。
今で言う所のインスタ映え?する場所なのです。


と言うのは、湧き出る湯が段々と続く石灰華の棚を流れ落ちる姿が圧巻だからです。
ただ、想像していたよりも小さかったですね。


すごい昔は石灰華の棚で直接入浴出来たみたいてますが、今はもう無理です。
しかもかなりリゾート地化されていたので、自然の石灰華も人工に見えてしまい残念な所です。
今回は浸からず、写真撮影だけで済ませました。

3.ヘーヴィーズ 温泉湖


ハンガリーにはハンガリーの琵琶湖?でもあるバラトン湖がブダペストの西にあります。
東西に長く伸びるバラトン湖の西の端、そしてそこから北方にヘーヴィーズがあります。


ここに温泉の湧き出る湖があり、その湖自体が温泉保養地になっているのです。
多くの人が朝のオープン前から列を成して並び、オープと同時に水着に着替え、浮き輪や浮チューブを持って湖へぷかぷか浮かびに行きます。


しかしぷかぷか浮かぶと言ってもこの湖に慣れていない人は集中力と注意力を維持してぷかぷか浮かばねばなりません。ボーッとぷか浮きはできないのです。
なぜなら、この温泉湖は1番浅い所で水深2m、深い所は38mもあるのです。
38mって!


水温は季節によりますが夏で35度ぐらい、冬で26度ぐらいです。
水深があるので恐怖心はありますが、慣れればボーッとでき湯あたりもしません。
身体が冷えたら湖中央に設置されている入浴館に行きましょう。


入浴館の湖底に源泉があり、入浴館内には湖より暖かい温泉水が冷えた身体を暖めてくれます。
ただ硫黄の臭いがキツイのがたまにキズです。


入浴後にシャワーを浴びても硫黄の匂いが落ちない。
でも、ここはまた来てボーッとしたいと思いました。

3か所のハンガリー温泉に行ってきました。



メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
19:14  |  外国旅行  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2017.10.09 (Mon)

Hohnstein ホーンシュタイン

ザクセンスイスと呼ばれる風光明媚なエリアにたたずむ古城と小さな町。
たたずむと言っても岩山に建っているので圧倒感はある。
その名もホーンシュタイン。


ザクセンスイスで有名なBastei橋と同じく観光名所のひとつである。
Bastei橋⬇︎


13世紀の初めにマイセン辺境伯との境を防備するために砦が建てられたという。
しかし史書にこの地が初登場したのは1333年になったからだ。


城下町も可愛らしい家が建ち並んでいるが上り降りと坂が続き歩くのは辛い。
でも仕方がないか、ここはザクセンスイスなのだから。


お城は牢獄としても使われていた事があるし、旅行者宿泊施設としても使われていた。


今もホテルになっており、ザクセンスイスを散策するにはもってこいの場所である。


ちなみに車でBastei橋の方面からHohnsteinに行く場合、いろは坂までは行かないけれどヘアピンカーブの坂道を下って上って、峠を攻めたい方にはオススメのポイントであった。


グーグルマップでどうぞご確認を!
メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
19:25  |  ドイツ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2017.10.03 (Tue)

Glashütte グラスフュッテ

私は正直言って時計に詳しくない。
腕時計も持っていない。
でも時計はカッコイイと思う。
以前、チェコの時計メーカーPrimを紹介したけれど、今回はドイツ時計村をご紹介しよう。
プラハからドレスデン方面に向かい、国境を越えたらもう直ぐなんだけれど、Glashütte村もしくは町で高級時計を作っている。
そこで2008年5月22日にオープンした博物館に行ってきた。
もともとはドイツ時計学校だった建物である。


まず出迎えてくれたのがヘルマン ゲルツ作の天文時計だ。ムーブメントは1756パーツ含まれ、完成までに30年掛かっている。
さらにガイドブックによると、この天文時計は2799年までプログラムされていると言うではないか。
本当かな?
木製ケースはマホガニー材だ。


さらに進むと部品ボックスがあり、懐中時計に必要なナンバリングされた部品があった。
部品ナンバー134,144,307,604,1128は今日でもメンズとレディースの腕時計に存在している。


そして懐中時計のコレクションが並び、見る者の目を圧倒させる。


腕時計とその部品がショーケースに並んでいる。


さらには腕時計がのれんの如く垂れ下がっている。


今回は車で来たけれど、もし列車で来るとするならば、最寄駅はGlashütte駅で、駅のそばにGlashütte時計の各ブランドが工場を構えている。
A.Lange & Söhne
ちなみにドレスデンのヒルトンホテル前にあるショッピングモールに店舗があるのだが、時計が入っている棚はマイセン磁気製だそうだ。


Nomos
ショーウィンドウを見たが1600ユーロから。
まだお手頃の値段?


Glashütte オリジナル


博物館で見た懐中時計の中で私を魅了した一品。
ゴールドでもシルバーでも無く、スチール製で超シンプルな時計であった。


今はスウォッチの力添えがあるけれど、時計好きの方、ドイツ高級時計を見たい方、是非Glashütteに行ってみよう。
詳しくは時計好きの人が作っているサイトを検索して下され。


メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
13:37  |  ドイツ  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  編集  |  Top↑

2017.09.03 (Sun)

アルトシュテッテン城

プラハから南、ターボル、トゥシェボン、ハラームキーとひたすら走る。車で。
国境を超えオーストリアに入り、オーストリアビールで有名なズヴェッテルを抜けて今度は南西に進路を取る。遠くに川霧がかかっているのが見える。あと少しでドナウ川だ。しかしドナウ川までは行かず、その手前に建つアルトシュテッテン城に向かった。
プラハから車で3時間半。


この城は前々から見学したいと思っていた城で、城を目にした時は「やっと来た。」と感動もひとしおであった。別に城自体は超立派と言う訳でもないから、城だけ見ても感動する事は無いのだけれど、プラハでツアーガイドと言う仕事をしているため憧憬の念が強まっていたのであろう。
その理由はなぜか。
答えは、ハプスブルク家皇太子フランツ フェルディナンドと妻ゾフィーのお墓が有り、現在も彼らの曾孫アニタ ホーエンベルクが所有している城だからだ。


ハプスブルク家はオーストリアの貴族だし、プラハの一ガイドがなぜフランツ フェルディナンド一家に興味を持つのか皆さんには理由が分からないかも知れないけれど、プラハでツアーガイドをしているからこそ、不思議とフランツ フェルディナンドに親近感を持ってしまうのである。
何故なら、彼ら一家はプラハから南に50kmほどの所に建つコノピシュテェ城を所有し生活していたからだ。
そのコノピシュテェ城の案内を何度もしていて、勝手にではあるが自然の流れでハプスブルク家のメンバーの中でもフランツ フェルディナンドにかなりの親近感を持っていたのだ。
だから、彼のお墓のあるアルトシュテッテン城はぜひとも訪れたいと、同志を募り墓参りに出掛けた訳である。


そもそも、フランツ フェルディナンドって誰?
と言う方に、以前にも紹介しているけれど再度ざっくりと紹介しよう。
オーストリア皇帝フランツ ヨーゼフの甥でオーストリア皇太子である。
本来、皇位継承権には程遠いポジションにいたのだけれど、皇帝フランツ ヨーゼフの弟マキシミリアンがメキシコで殺され、息子のルドルフがウィーン郊外のマイヤーリンクで自殺し、フランツ フェルディナンドの父親カール ルドヴイークも没しと、不幸な事に短期間で継承者が次々と亡くなり、ついにはフランツ フェルディナンドに皇位継承権がまわってきたのだ。それが因果か、1914年6月28日にサラエボでセルビア人のガヴリロ プリンツィプに暗殺されてしまった。
そしてご存知の通り、その暗殺事件(サラエボ事件とも言う)がきっかけで第1次世界大戦が勃発してしまった。


私は10年前にサラエボに行きその暗殺現場も見たけれど、現場には「まさにその場所」とマークがあり、そばには小さな資料館があって当時の様子が展示されていた。
さらにもう15年ぐらい前か、ウィーンの軍事博物館に行き、そこに暗殺時に乗車していた車や軍服もあった事も記憶している。
さらにさらに暗殺者ガヴリロ プリンツィプが投獄されていたチェコ北部のテレジーンにも行った。
それらの資料がアルトシュテッテン城にも展示されている。


続けてフランツ フェルディナンドの紹介。
先述の通り、皇位継承権からは遠い存在だったので砲術を学び軍に属し、趣味に没頭していた。
他には結婚相手を選ぶのは大変だった。
爵位関係なく好きな女性を選ぶことはまず不可能に近かった。
それでも結婚相手に選んだ相手はハプスブルク家よりも大分位の低いチェコの貴族ホテク家のご令嬢ゾフィー。
内密に慎重にバレないようにお付き合いしていたけれど結局隠しきれず、テニスをしている時に懐中時計の蓋にゾフィーの写真を忍ばせているのが発覚し、一大スキャンダルとなってしまった。


ハプスブルク家や近しい人は結婚には猛反対。
フランツ フェルディナンドは反対者との戦いを戦い抜きなんとか結婚にこぎ着けた。
子孫の皇位継承権放棄、子孫はウィーンで埋葬しないなどの条件つきで…。
結婚式もひっそりとしたものだった。


1892年から1893年にかけて世界旅行をしている。


日本にも訪れていて、長崎入国、横浜出国だった。


箱根富士屋ホテルに宿泊したのは有名な話だ。


ちなみにエジプトではファラオのミイラにもなっている。


またフランツ フェルディナンドは多趣味な人でもあり、狩猟と収集への力の入れようは半端ではなかったらしい。
コノピシュテェ城ではフランツ フェルディナンドは「狩猟記録なる物を付けていた。」と聞いてはいたが、物を見ていなかったので半信半疑だったが、アルトシュテッテン城にはその記録が展示されていた。
1880年から1909年までの記録で、動物の種類や場所で捕獲した動物の頭数が記されていてる。
合計はなんと272349頭。
たしかにコノピシュテェ城の案内で狩猟で約30万頭の動物を撃ったとは聞いていたし、私自身も案内していたが、この狩猟記録を見てやっと納得できた。
余談ではあるが、日本では狩猟をする時間がなかったらしい。
しかし奈良公園を散策中、鹿を見てどうしても撃ちたい衝動に駆られていたら、背後から鹿にツノで突かれたそうだ。


さらには研究熱心な人でもあり、オーストリア ハンガリー二重帝国に住む人々の言語分布図と言うのも作成している。


そんなフランツ フェルディナンドと妻ゾフィーが眠るアルトシュテッテン城に行って来たのです。


詳しく書き始めたら終わらないのでもう辞めます。
ちょっとしたオタクですね。



メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
16:56  |  オーストリア  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑
 | BLOGTOP |  NEXT