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2017.01.24 (Tue)

Ahoj のこと

Ahoj! アホイ!
これはチェコ語で親しみのこもった挨拶です。
スロバキアでも使います。
家族、親戚、友人、同僚が出会った時や別れ際に、
元気に大きな声で「アホイ」と言います。
親しい中であれば電話でも「アホイ」と言って話し始めるのです。

ただチェコ人も挨拶を重んじるタイプなので、初対面の人、
仕事の上司、先生などに対してはこのアホイは使いません。
その場合は普通にこう言います。
「dobry den 良い日を(こんにちわ)」
「na shledanou またお会いしましょう(さようなら)」

そもそもアホイってなんなのでしょうか?
とある資料によると、中世ヨーロッパで、主にカトリック圏で、
海賊を恐れた船乗り達が使っていた言葉だとありました。
当時、航行中に海賊と遭遇してしまうと助かる見込みはほとんどありませんでした。
船長、船員、乗船客、巡礼の信者、誰もが海賊を恐れていたのです。
ですから、航行中に海賊と遭遇しないための祈りの言葉として、
また行き交う船に自分たちが海賊では無いという証明の合言葉として、
この言葉を使ったのです。
「イエスを尊重(尊敬)するために!」
当時カトリックではラテン語を使用するのが常でしたから、ラテン語に直すとこうなります。
ad honorem jesu
これを普通に言っていると長いですし舌を噛みそうになすりますよね。
そこで頭文字を繋いで短縮しAHOJと言ったそうなのです。
真実はどうなのかは分かりませんが、このような経緯があり、
1751年にはイギリスで船乗りがAHOYを挨拶として使っていたようで、
恐らくドイツ経由でチェコに浸透した言葉とも言われています。
さらに、エジソンと競っていた発明家ベルは自身が発明した電話での挨拶として,
このAHOJを提案したとも言われています。
結局はhelloになってしまいましたが…。

いずれにせよ、中世の船乗り達が海賊の被害に合わないようにするために、
日常の挨拶や合言葉として使っていた言葉という説は正しいようです。
その証拠にチェコでは今も川でカヤックやボートを楽しむ者、
ハイキングやオリエンテーリングを楽しむ者はすれ違いざまに挨拶します。
「アホイ!」と。
「我々は海賊、山賊では無いですよ。」
の意思表示も込めた挨拶なのかもしれませんね。
パイレーツ

信じるか信じないかは読者次第です。
マウスでペイントは面白いですね。
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20:59  |  チェコ語  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2012.11.06 (Tue)

かわいそうなまさこさん

外国語を学ぶと、時に面白い発見がある。
特に机上でなく、会話の中で
「えっ、今なんつった?」
「今こう言わんかった?」
首をかしげ、???になることが多い。

外国語なのに日本語に聞こえ、日本語なのに外国語に聞こえる。

例えば、英語のsightseeingが斉藤寝具に、
米国のWisconsinが上杉謙信に聞こえるのは有名な話だ。

私が生活しているプラハはチェコ語を話す。
日本ではほぼ耳にしない言葉だろう。
それでもそこは言葉の妙。
意味は全く違えど、似た音があり、お互いア然となる。

かなり前の話だが、あるお土産屋さんで日本人オバサマが、
ボヘミアンガラスの花瓶を選んでいた。
お気に入りが二つあったらしい。
悩んだ末ひとつを選び、チェコ人店員に頼んだ。
店員は倉庫へ行き、箱に入った花瓶を持って店内に戻ってきた。
しかしオバサマはまだ悩んでおり、店員を見た途端、
「チョットマッテ!」
と声をかけた。
すると店員は間髪いれず、
「ヴァーズ」
と答えたではないか。

オバサマも店員もお互いキョトンとしている。
読んでいるあなたもキョトンとしているのではないか。

チョ ト マーテ čo to máte
スロヴァキア語で「なに持ってますか?」という意味なのだ。
ちなみにチェコ語だと ツォ ト マーテ。
だから店員は「ヴァーズ(花瓶を)」と答えたのである。

そのように二人に解説したら「あ~なんだ。」とお互い笑顔。

また違う日、今度は女子大生。
フリータイムが終了し、集合場所に集まって来た。
その中の一人の女子大生が納得いかない様子で私に言ってくる。
「さっきスタバに行って注文したら、名前聞かれたので名前を言うと、
名前を言った瞬間お店の人が大爆笑だったんですけど…どういうことですか?」

名前を言ったら笑われた。
花もあり夢もある女子大生がである。
かわいそうな話だ。

私は逆に、名字を言ったのか名前を言ったのかを尋ねた。
すると名前だという。

私は考えた。
「さくらちゃんではないだろうな?
いそうでいないもんな?」

さくら sakra ちくしょう!くそっ!という時に使う言葉になってしまう。

そしてある名前を思いつき、女子大生に聞いてみた。
「ひょっとしたらまさこさん」
女子大生はだまってうなずき、小声で、
「下ネタじゃないですよね。」
と尋ねてきた。

まさこは下ネタではない。
Má sako なのだ。
ジャケットを持ってます。と訳せる。

スタバのカウンターで名前を聞かれた客が、
「ジャケットあります。」
と言ったので店員は笑ったのだろう。

それをまさこちゃんに説明したら、はっとした顔をして、
「そう言えば、紙コップにMAのAの上に変なチョンが付いてました。」
Má sako と書かれていたのだろう。

まさこさんの笑い話は日本人を知るチェコ人の間では有名だと思う。
これも実話だが、あるニュース番組で皇太子妃雅子さんについて放送された。
ニュースキャスターは真剣な顔をして、
Japonská princezna Masako.……
と原稿を読んでいたが、チェコ人は
「日本のお姫様はジャケットを持ってます。」
と聞いて笑ったという話。

ジャケット持ってる子ちゃん、まさこちゃん。
かわいそうなまさこさん。

でもこれを読んだまさこさん、自虐ネタでチェコ人を笑い倒してしまえ!
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09:31  |  チェコ語  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)  |  編集  |  Top↑

2011.12.15 (Thu)

今思えば、恥ずかしかった?話。

外国で生活をしていると、大変なことが良くある。
もちろん日本で生活をしていたって、大変なことはたくさんあるだろう。
しかし、日本だったらすべて日本語で、母国語で解決ができるではないか!
外国だとそうは行かないでしょ。

私が住むチェコの母国語はチェコ語だ。
最近はイングリッシュが通じやすくなってきてはいるけれど、
住んでいるのであれば当然、チェコ語を使わなければならない場面も出てくる。
それに、チェコ語を使ったほうがチェコ人の対応も良いし、
お店などでのサービスが良くなったりするから、極力チェコ語を使うようにしている。

ただ、やはりチェコ語は難しいから、会話中、
とんでもない表現を使っているためチェコ人が唖然としたり、
まったく理解されなかったり、失笑、爆笑を買うこともよくある事だ。

日本で活躍している外タレさんが、
わけの分からない表現を使って爆笑を買っているのと同じである。

私がプラハで生活を始めて3か月が過ぎた頃、食生活の違いか、
生活の緊張感からなのかはわからないが、重度の便秘になってしまった。
どちらかと言うと私は快便くんなので、
何日も出ないから心配になり便秘用の薬を求めるべく薬局に行った。

チェコ語で便秘を何と言うか調べてから行けばよかったものを、
調べずに行ってしまったのが後の祭り、店員さんの爆笑を買ってしまったのだ。

日本語訳で会話を振り返ってみよう。

店員「次の方!何がお入用?」
私「あの~、チェコ語で何と言うのかわからないのですが、ある薬が必要なんです。」
店員「はい、でっ?」
私「はい、私は今、〇〇〇〇〇〇(便秘を表現した言葉)を持っています。」
店員「はいっ?」
私「ですから、〇〇〇〇〇〇を持っているんです。」
店員「・・・・」
私「だから、〇〇〇〇〇〇を!!」
店員「イエジシマリア(オーマイゴッドの意)!うひゃひゃひゃひゃひゃ・・・〇〇〇〇〇〇って。」
私「・・・・」
店員「はははは、はっ~わかりました。これをどうぞ。」


無事薬を手に入れることはできたけれど、
ありえない表現だったのだと後々知った。
私が使ったチェコ語は、

Mám tvrdý hovno. マーム トゥヴルディ ホヴノ。

無題
「私は硬いう〇こを持っています。」

確かにこれはありえないな。笑われても仕方がない。納得です。
ちなみに便秘はzácpa ザーツパと言います。
渋滞も同じです。要は詰まっているんです。

あ~あ、恥ずかしかった。
と、あまり思ってはいないんだな~これが・・・



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18:49  |  チェコ語  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2011.11.13 (Sun)

Listpad 11月 落葉

10月最後の週末でサマータイムが終わって冬時間となり、すでに2週間が過ぎた。
冬時間になると、急に日が短くなったような感じがする。

日といっても、この季節になるとお日様を見ることがとんと少なくなる。
どんより、どんより。 

ハロウィンが終わり、クリスマスマーケットが始まるまでの1か月はとても寂しい。
哀愁なんてものではなく、本当に心が沈む。
どんより、どんより。

IMG_1344.jpg

この秋を振り返ってみると、9月はとても暖かく、10月は氷点下まで下がる日もあった。
でも全体として暖かい秋だったので、とても過ごしやすかった。
暖秋?のため黄葉がいくぶん遅かったような気がする。
10月末になって、やっと家の庭にあるブナの木の葉も黄葉しはじめたけれど、
黄葉前には木の下にたくさん落ちてたな。
どんぐり、どんぐり。 

そのどんぐりを頬張りながら、ちょこちょこリスが庭を走り回っていた。
その様子を見ていたら、なぜだか空腹を覚えたものだ。
食欲の秋とは良く言ったもので、よく食べてたな。
どんぶり、どんぶり。

IMG_1340.jpg

でも、食欲の秋と言っても食べ過ぎは禁物だ。
ぶくぶく肥えて何をやっても迅速に事が運べず、やることなすこと全て遅くなるぞ。
そうすると仕事の能率も下がり、結果、成績は、
どんじり、どんじり。

常に物事を巧みに運べ、勝利の美酒を味わえるよう自己管理を徹底し、努めねばならない。
それが大人のスマートな男だ。
そういう男が飲むのだ。
ドンペリ、ドンペリ。

IMG_1341.jpg

あぁ~。
タイトルとは全く関係のない内容になってしまった。
こうなるとテーマの展開が難しくなり、内容のない物になってしまう。まさに・・・
どんづまり、どんづまり。

11月は今回のような訳のわからない事物が続出するのかな。
木の葉が落ちる姿に惑わされ・・・
落ちる葉の揺れを見るたびに、心も揺れ、
「はぁー。」
ため息をついてしまう。
これは哀愁か・・・
哀愁なのか・・・?

木の葉が落ちる...落葉。11月。listopad。
チェコ語の11月、listopadは「
葉が落ちる」の意。
まさに11月は落葉の月なのである。

IMG_1343.jpg


と、タイトルに合う内容にするため強引かつ雑な方法で持って行ったけれど、そんなことは、
Don't worry. Don't worry!

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17:00  |  チェコ語  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  編集  |  Top↑

2011.10.01 (Sat)

Babí léto 小春日和

バビー・レート

直訳すると「おばあさんの夏」だ。
これは、秋なのに夏のような日のことを言う。
英語だったらインディアン・サマー。
日本だと小春日和に当たるだろう。

小春日和だと、暖かく、日差しも柔らかいイメージがあるけれど、
おばあさんの夏ってどうもイメージがわかないと思いませんか。

チェコのおばあさんは強いから、晩年に近づくにつれて、
最後のパワーを見せ付ける、その迫力を指しているのか・・・

それとも、夏の暑さは活発でフレッシュな若い女性のイメージがあるのに対し、
秋の暑さは、そこまでフレッシュ感がなく、落ち着いた年配女性をイメージしたのだろうか。

チェコ人に聞いても、「何でだろう?」と首を傾げる者が多いが、
色々調べるとこんな答えがあった。

「秋に夏日のような日があると、クモの巣の糸が1本1本、個々に風になびき宙を舞い、
その様子があたかもおばあさんが持つグレーの髪の毛が舞っているように見えるから、
そこからおばあさんの夏と呼ばれている。」

その答えを見つけてから意識的に探していると、なるほど、数は多くないけれど、
時たまその光景を目撃した。確かに言われると、おばあさんの髪の毛が舞っているように見えた。

おばあさんの夏・・・詩的感覚があって良いではないか。

今年の9月は完全にバビー・レートだった。
そして今日から10月。
これからどんどん寒くなるから、おばあさんよ、もう少しだけ頑張っておくれ。



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10:43  |  チェコ語  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑
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