2015.08.26 (Wed)

レドニツェ・ヴァルティツェ景勝地 後

前回、8月頭に出掛けたレドニツェ・ヴァルティツェ景勝地について書いた。
あまりにも広すぎて時間が足りずエリア全域を周り切れなかった。
その悔しさが残り、先日また彼の地を訪問してしまったのだ。
もの好きな俺である。

まずはヴァルティツェから2kmほど奥地へ行った。
ここは景勝地エリアとしては最南端にある。
モニュメントはコロナーダだ。


コロナーダは丘の上に建っており、
ぶどう畑越しにヴァルティツェの町が一望できる。
月曜日以外はコロナーダの上に登れるのだけれど、
出掛けた日はドンピシャの月曜日でコロナーダニは登れず。
残念。


そしてここはもうオーストリアとの国境間近だ。
国境へ行けば今はなんのチェックも無く歩いて越境できてしまう。
しかし、昔は厳しいチェックをしていたであろう国境の建物が残り、
その建物は「鉄のカーテン博物館」なる展示場となっていた。
入場せず。


私は徒歩ではなく車で国境を越えた。
超えたすぐの所でぐるりと辺りを見回すと、
遠くにミクロフの町が見えた。
肉眼でははっきり見えたがカメラでは見えなかったか。


その後、再びチェコへ戻る。
舗装されていない裏道を通り、もうひとつのモニュメントへ向かった。
昔のオーストリアとチェコの国境に建てられた「国境の館」だ。


さて前座はこれぐらいにして、この景勝地のメインに行こう。
メインはやはりレドニツェ城。
まず脇目もふらず船着場へ向かった。
ボートに乗り水路でミナレットまで行くためだ。
2kmの距離を20分掛けて進む。
運賃は130コルナ。
舵をとる船頭は語る。
「レドニツェ・ヴァルティツェの水路、運河、小川はディイエ川の洪水対策のために作られた。
水位は年間を通して一定で、水深は1.5mほどだが、それと同じく1.5mの泥が沈殿している。
だから、ボートから落ちたら泥にはまって出れないから気をつけるように。
庭の木々には日本から持ってきた木もある。
ミナレットの頂上からは運が良ければウィーンのシュテファン寺院の塔が見える。
さらにはアルプスだって見えるのだ。」


前回、お城のガイドもシュテファン寺院の事を説明していたけれど、
本当に見えるのかな?しかもアルプスだって…。
確かにアルプスの終いはウィーンだけど、
よっぽど空気が澄んで天気が良くないと見れないだろうな。


一応ダメもとながらも期待を込めて、
302段の階段を登りミナレットの頂上へ進む。
天気は曇天だ。


レドニツェ城は綺麗に見えた。
列車の国境駅の町、ブジェツラフも見えた。
遠くを見ても、やっと風力発電の風車が見えるだけ。
さすがにウィーンまでは見えない。


再びミナレット船着場に戻り、今度は水路でヤン城に向かう。
約4kmの距離を40分掛けて進む。
運賃は160コルナ。
川沿いにはテントが張られている。
そばには釣り人がじっと座っている。
キャンプしながら釣りをしているのだ。
船頭の話によると、許可制で解放されているのだそうだ。
しかし一体、何が釣れるのだろう?
ナマズかな?


そんな川沿いの景色を眺めていると突然、城が見えてきた。
ヤン城である。


あえて瓦礫状で造られた19世紀初めのお城。
中世の古城をイメージしたのだろう。
ロマン主義である。


そこからは自分の足でレドニツェ城に戻る。
緑のトンネルを抜ける。


馬車が追い越して行った。


今回の訪問でもまだ全部見きれていない。
レドニツェとヴァルティツェの間にまだ見所があるのだ。
アポロン神殿や狩猟館など。
でも、とりあえず見たい物は見た。
景勝地も巡った。
レドニツェ・ヴァルティツェ・・・
そこそこに見たつもりになったが、ひとつ疑問が。
なんでここはユネスコなのかな。
ユネスコの基準が分からなくなってきている。
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07:33  |  モラビア地方  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2015.08.25 (Tue)

レドニツェ・ヴァルティツェ景勝地 前

スイスとオーストリアに囲まれた小国がある。
その名もリヒテンシュタイン公国。
リヒテンシュタイン家は経済、地位共に強大な貴族であった。
今でこそわずかな領土しかないが、1945年まではチェコに所有地が存在していた。
始まりは13世紀、モラビア辺境伯で後のボヘミア王プシェミスル・オタカル2世が贈呈した。
最初はミクロフを贈呈され、その後、レドニツェ周辺を所有するようになる。
ミクロフはディートリヒシュタイン家の物となる。
それから700年もの間、レドニツェ・ヴァルティツェ地域はリヒテンシュタイン家の定住地となった。
この地域はウィーンから北に80kmと離れておらず、
面積は約280㎢あり、160㎢のリヒテンシュタイン公国よりも広いのだ。
チェコスロバキア誕生前のハプスブルグ帝国時代であれば立地条件も最高だったであろう。

リヒテンシュタインは居城をヴァルティツェに構えた。
ザ・バロックの威厳ある城が今も残っている。


18世紀終わりから19世紀に掛けてリヒテンシュタインは土地を大改造した。
川を作り、島を作り、森を作り、北米の木々を植林し、温室を作り、
いろいろな文化的モニュメントを作り、つまりは箱庭の実写版といえば良いのか、
一大テーマパークを作り上げたのである。
日本が誇る東京ディズニーリゾートの面積の140倍の面積にあたるのだ。


すでにあった城も改築し、夏の離宮、レドニツェ城も作った。
19世紀半ばに訪英し、イギリス風ゴシックに憧れ、そのスタイルで建設した。
チューダーゴシックと呼ばれている。


城に招待された者は、徒歩なり、乗馬なり、馬車なり、果てはボートで、
その広大な土地に作られた一大テーマパークを散策する事が出来たのである。


森のような木陰を進んで行くとローマ時代の水道橋が現れ、


その遺跡風も出現する。


そしてメインモニュメントのミナレット。
高さ約60mあり、上に登ることができる。
今回は登る時間すらなかったけれど、お城のガイドさん曰く、
天気が良く空気は澄んでいると、ウィーンのシュテファン寺院の塔が見えるのだそうだ。
本当かなぁ?
ミナレットは1794年から1804年にかけて造られた。
キリスト教の地によくミナレットを建てたものだ。
ちなみに設計者はJosef Hardtmuth。
彼はチェコ文具メーカーKooh i Noorの設立者のひとりでもある。


梢にはコウノトリが住まう。
池には魚もいる。
今回は時間の都合上、水道橋とミナレットしか見ていないが、
他にもオベリスク、ダイアナ神殿、アポロン神殿、ゴシック風の廃墟となった城、
コロナーダ、狩猟館…多くのモニュメントがある。
当時の人は冒険感覚で散策したのだろう。


現代に生きる人間だってワクワク感は同じだと思う。
しかし半日では数か所しか回れない。
丸一日使ってもきついのではなかろうか。
ベストは宿泊し自転車と徒歩でモニュメント巡りをするのが良いのだ。


近年、ユネスコ世界遺産巡りで当地に訪れる団体があるけれど、
城の近辺だけさっと見ただけでは、
「なんでここがユネスコなの?」
となるのは当然なのです。
リヒテンシュテイン家が100年以上もかけて造り上げた景勝地なのですから、
ゆっくり時間を掛けて景勝地全体を見て回らないと素晴らしさは伝わってこないのですよ。


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12:26  |  モラビア地方  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2015.08.23 (Sun)

ボレスワヴィェツ陶器祭り ポーランド食器

今年もこの時期がやって来ました。
ボレスワヴィェツ陶器祭り。
22日土曜日、去年に続き仕事で陶器祭りに行ってきました。


プラハを8:10過ぎに出て観光バスでボレスワヴィェツに着いたのが11:45頃。
町に到着するとちょうどパレードが始まろうとしていました。
チーム孔雀の後を追います。


パレードを先回りして陶器市の並ぶ広場へ移動します。
目移りするほどに陶器市が出ています。


その陶器市を今年も多くの人が楽しみに来ています。


去年同様に日本人のポーランド食器ファンも多数いました。
私もその一人なのです。


そうそう、チーム孔雀を始め色々なチームが広場の周りをパレードしています。
パレードの終盤、なぜかバイクエンジン空ぶかしチームが続きました。
やまは、かわさき、ほんだ、すずき・・・日本のバイクばかりです。
たまにはーれーやBMWがいました。
チームバイクが去った後、パレードの構成が良く分からなかったのですが、
パレードの閉めに消防車が通りました。


しかしあれですね。
いつ見てもポーランド食器は気分をほっこりさせますね。


可愛く落ち着く柄なのです。


町から直営店エリアに移動しました。
そこで記念写真を撮っています。
まさかの?それともあえて?
食器の柄と被る衣装の細矢でした。
すでにPIWO飲んでます。
PIVOではなくPIWOです。
どうでもええか・・・。


来年もこれるでしょうか?
いや、まちがいなく来るでしょうね。
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21:30  |  外国旅行  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2015.08.23 (Sun)

チェスクロお庭カフェ

夏休み期間の週末も今日を数えたらあと2回となった。
最後の夏を楽しむチェコ人が冬に向かってオールを漕いでいる。


冬に向かって、だって。
さみしくなるねぇ。
寒くなったらここも閉店してしまうのであろう。


お庭カフェ。


人知れずオープンしているからなのだろう。
安い。


アイス1スクープ20コルナとメニューにあった。
店員さんにアイスの種類を尋ねると、バニラしかないと言う。
グッド!
バニラは僕の大好物だ。
だから3スクープお願いした。


エスプレッソが35コルナだからトータル95コルナになるので、チップ込みで100コルナ払う準備をしていたら、ハンドレットファイブと言われたんだよね。


景色代が10コルナだったのかな?
まあ良い。
110コルナ払っておきました。
そんなカフェも寒くなるのでもう次期に閉店でしょう。
チェスクロのお庭カフェ。


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14:41  |  チェスクロ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2015.08.21 (Fri)

ビバ秋田

甲子園が終わりました。
つまり夏が終わったわけです。
甲子園は結局あそこが優勝でしたっていう事ですが、
個人的にはあそこが頑張りましたよねぇ。
そう秋田商業。

私は秋田県代表を応援しています。
なぜなら両親が秋田出身だからです。
だから甲子園、高校バレー、バスケ、サッカー、ラグビーなど、
色々な大会では秋田県代表を注目してしまうのです。
秋田商業、秋田工業、秋田高校、金足農業、本荘高校、能代、角館、大舘、西目、仁賀保・・・
どこでもいいのです。
秋田の学校はいつも応援しています。
今年2015年の甲子園は覚えていますよね。
成田翔投手の秋商。
素晴らしい活躍でした。
でも彼らの活躍の裏にあったのは応援。
特にのりのりのブラバンの応援は見事と言うしかなかった。
タイガーラグ。
あれは鳥肌物だし、オウディエンスの期待感は増大するし、
実際、選手も活躍するし、素晴らしい選択だったと思う。
タイガーラグは良かった。
携帯のの着信曲にしました。
ビバ秋田です。
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23:00  |  くだらないけど・・・の話  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2015.08.14 (Fri)

プラハでビーチバレー

いやはや、あんなにタフなスポーツだとは思っていなかった。
もっと軽やかに、スピーディーに砂の上を走り回れると思っていた。
しかし現実は違った。
足は取られるし、踏ん張りはきかないし、インナーマッスルは刺激されるし、
全くを持って自由に身動きが取れない。
あの砂の上をダッシュして、ダイビングして、
すぐに立ち上がって、ジャンプして、アタックして…、
そんな動きは無理極まりない。
本当にタフなスポーツだ。
ビーチバレーは。
隣のコートを見ると、
チェコ女子コンビが鬼コーチの厳しい指導のもと特訓をしていた。
すごい…すごすぎる。


ビーチバレーをやってみた。
ここはコートが6面もあり、1時間半楽しんだけれど、
コート代とボールレンタル代でたったの240コルナ。
タフなスポーツだがまたやってみたいと思った。
だってMですから…。

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18:10  |  くだらないけど・・・の話  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2015.08.13 (Thu)

プラハで食べる 84 軽食(サンドイッチ)

朝8:30、中心からは少々離れたAndělにいる。
ここはプラハの渋谷だ!という人もいる。
アンデェルはエンジェルという意味だ。
天使。
ちなみにメトロの駅名もアンデェル。
しかし、共産党時代はモスクワだった。

そんなアンデェルにあるホテルで9時にグループとの待ち合わせがあったので、
待ち合わせ前にアンデェルで朝食を食べるつもりで早めに家を出発し、
8:30にアンデェルにいた訳なのである。
マックかポールで朝食をとろうかと思っていたのだけれど、
メトロ駅から地上に出ると洒落た食料品店DELMARTがあったので、
ついつい入店してしまった。
中に入ると一階は食料品店で二階が軽食屋さんとなっていた。
軽食屋さんがあるならここで食べるしかないな。
階段を上るとレジがあり、カードが手渡される。
このカードが精算手段になるで、
くれぐれも無くさないように注意してほしい。


そしてトレイを手にカウンターに進み、サラダ、サンドイッチ、
甘物などのメニューから好きな物を選ぶ。
ただ設置されているメニューはオンリーチェコ語だ。
サラダはsalát、サンドイッチはsendvičeとなっている。
また、オーダーするにもシステムがあった。
例えばサンドイッチを頼む時の手順はこうだ。
1.パンの種類を選ぶ。
2.ベースとなる具を選ぶ。
3.お好みの野菜を4種選ぶ。
しかし、これもチェコ語表示だからチェコ語で希望の野菜を伝えなければならない。
ライチャタやらオクルカやらチブレやらパプリカは分かるかもだけれど、
何だろうってなるでしょうね。
でもご安心を。
野菜はカウンターに並んでいるから指差しで頼む事は可能だ。


私は今朝の朝食をフレッシュオレンジジュース、エスプレッソ、サンドイッチに決めた。


サンドイッチはトーストパンを選択し、バターを塗ってもらった後、
ベースの具はタマゴ、そしてトッピングの野菜にトマト、タマネギ、ルッコラと、
本来4種選べるけれど、あえて3種にして挟んでもらった。

お会計はしめて134コルナ。
750円ぐらい。
自分で作れる!
ドトールの方がいい!
なんて野暮な事は言わないように!

アンデェルで食べてみよう。
DELMART。

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23:40  |  プラハで食べる  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

2015.08.12 (Wed)

プラハで食べる 83 krkonošský guláš

今夏プラハは暑い日が続いている。
今までも気温が40度近くまで上がる日はあったが、
35度を超える日がが2週間ほど続いた夏はなかった。
夏らしくて良いけれど、度がすぎるぜ。
こんなに暑いとチェコ料理なんて食べる気はしないが、
先日、不思議とグラーシュを食べたくなっちまった。

安価なグラーシュを求め簡易食堂に行き、
トレイを持って注文カウンターの列に並ぶ。
注文カウンター内にあるメニューを見ると、
ピルゼンスキー、セゲディンスキー、マジャルスキー、
クルコノシュスキーと4種類もグラーシュがあった。

クルコノシュスキー?
思わず頼んでしまった。


見た目には普通のグラーシュに見える。
しかしフォーク&ナイフですくうと、牛肉の他にマッシュルームとベーコンが入っていた。
インターネットでレシピを見るとケチャップも使われているようだ。
マッシュルームとベーコンでなぜクルコノシュスキーなのだろう?
クルコノシェはチェコ北部の山脈地帯だ。
ん~奥が深いぜ、グラーシュは。
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22:06  |  プラハで食べる  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑
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