2009.09.16 (Wed)

チェコビール紀行 前書き

9月に入りめっきり涼しくなってしまい、
「ビールなんてもう飲めん。」
と言う人もいるでしょう。
しかし、チェコはビールの国。春夏秋冬ビール・ビール・ビール・ビールである。
真冬でも当然ビールなのだ。

日本の飲食店でもほとんど変わらないと思うが、
チェコの飲食店では一店舗、1ブランド、もしくは黒ビールも含め、
2ブランド3種程度のビールしか取り扱っていない。
色々なブランドのビールを飲みたい場合は、店を梯子しないといけない訳だ。
たいていの飲食店では店先にメニューが設置され、
どこのビールを取り扱っているかが分かるようになっている。

先日、この北海道とほぼ同面積しかない小国チェコには、
一体どれだけのビール醸造所があるのだろうと思いインターネットで調べてみると、
何とインターネットで調べることのできる醸造所は少なくとも90箇所はあることが判明した。
大企業から、街ぐるみ、家族経営と多種多様である。
 
そのほとんどのビール醸造所では、ピルスナータイプのビールが造られている。
ピルスナータイプとは、黄金色で、少し苦味のあるビールで、
日本のビールで例えれば、キリンラガー、一番絞り、そして黒ラベル等に相当する。
 
 
ビール大国チェコでは、ビールを飲む時の乾杯の仕方、
飲み方にもチェコスタイルがある。
「たかがビールで何をそんなに…」
と言う人もいるだろうが、見慣れてくると共感できてくる。


乾杯の仕方
1、ジョッキとジョッキの上部を当てる。
2、ジョッキとジョッキの下部を当てる。
3、お互い目を見ながら、「ナ・ズドラヴィー」(健康に)と言いながら、
4、ジョッキを一度テーブルにドンッと置く。
5、そして飲む。

日本人にとって3番の目を見ながらと言うのは少し恥ずかしいが、
チェコでは当たり前のことで、「目を合わせないと7年位エッチが出来ない。」
と言う人もいる。

飲み方
1、ジョッキに口を付ける所は飲み始めから、飲み終わるまで同じ所。
そうすると、ジョッキにきれいな泡の層が出来る。これ、通の飲み方。
2、ジョッキをワイングラスやブランデーグラスの様に回さない。
ビールが非常にまずく見える。
3、ビールを全部飲み干せないからと言って、人のジョッキに注ぎ足さない。
これもおいしそうに見えない。

ほとんどのチェコ人は、自宅のそばに行きつけのホスポダ(ビアホール)がある。
仕事が終わるとホスポダへ行き、顔見知りと他愛も無いおしゃべりをする。
飲んでるだけで、一向に食べる気配が無い。
一杯飲むのに30分以上も掛けながら、話に夢中になっている人もいれば、
新聞を読みながらビールをチョビチョビ飲んでいる人もいる。
 
チェコでは普通ビールを頼むと自動的に500mlのビールが出てくるのだが、
小ビール(300ml)を好んで飲む人もいる。
彼ら曰く、
「ビールをおいしく冷えた状態で飲むには小ビールの方が都合が良い。」
との事だ。
しかし小ビール派は杯を重ねていくと多少コストが掛かる。
 
そして日本と異なる点はビールをキンキンに冷やさないところだ。
ジョッキにビールを注いだ際、良い泡が出来ないからで、
泡はビールの炭酸が抜けないための重要な役割を果たしているのである。
適温は6度位か。
人によっては金属製の試験管の様な物にお湯を入れ、
それをジョッキに入れて、冷たいビールを温めてから飲むという、
常温のビールを好む人もいるのだ。
 
更にチェコ人は大の生ビール派、生が飲めない時は仕方なく瓶ビール。
缶ビールはほとんど飲まない。
背景には、缶ビールは市場でも一番値段が高いから、
という経済的な面もあるかもしれないが、やはり味が落ちるそうだ。
大きなビール壷をビアホールに持って行き、生ビールを買い、
自宅で飲む人もいるので、スーパーの家庭用品コーナーには、
「水差しにしては大きすぎるし、花瓶にも見えない。」
ビール壷が売られている。
実際私も、以前ホームパーティーの席に、
1.5lのペットボトルにビールを注いでもらい、
6本近く持って行った事もある。
生ビールが一番おいしいのだ。
 
他にも、
「ビールの樽から注ぎ出てくる所までの間のパイプが汚かったら味は落ちる。」とか、
「樽が空になり、新しい樽に換えたら、最初の何倍分は捨てないとおいしくない。」
とか色々話はあるが、ダラダラ書いてもきりが無いので、今日はここまで。
 
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 |  2009.10.01(木) 15:42 |   |  【コメント編集】

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