2012.08.05 (Sun)

スラブ叙事詩 2

リューゲンのスヴァントヴィトの祝典

IMG_3544.jpg
1912年 610cm x 810cm テンペラ絵具と油絵具

スラブ民族の主流のひとつの西スラブ民族は7世紀ごろ現ドイツ領域に定住し始めました。
その後、ゲルマン人の入植でその地を追われるか、吸収されていき、
西スラブ民族の最後の拠点は現ドイツ北部でドイツ最大の島のリューゲン島になりました。

スラブ民族は首都としてアルコナを造り、
スラブ神最高位のスヴァントヴィトを祀る寺院を築きます。
毎年秋に収穫祭が開かれ、リューゲンで神託を受けるべく、
数多くのスラブ人が巡礼にやって来ました。

写真 12-10-28 16 34 18

絵下半分、笑顔の少女達が祝典を楽しみ、
右手には聖職者らが生贄となる雄牛を用意しています。

しかし、二人だけはこの祝典の喜びを共有していません。
子供を抱えた母親と、新しい神の木造を刻んでいる若者です。
彼らは将来を予知することができたので、喜びを共有していないのです。
写真 12-10-28 16 34 50

写真 12-10-28 16 34 33

その予知というのが上半分で知ることができます。
左隅には神聖な狼を連れたノルマン民族の軍神トールの来襲が描かれ、
中央にはスラブ民族の最後の軍人が白馬の上で瀕死の状態です。
スヴァントヴィトがスラブを守るために、瀕死の軍人が持つ剣を抜きとっています。

1168年、アンコナはデンマーク王アルデマーに征服され、住民は降伏しました。
楽器を持っている3人はバルト海のスラブ民族の歌と神話を象徴しています。

つづく
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