2013.02.06 (Wed)

プラハを探す 聖スタロスタ in ロレッタ

聖スタロスタ。

IMG_4578.jpg

ヒゲのはえた女性の聖人である。
IMG_4577.jpg
各国で名前の呼び方は違う。
チェコではスタロスタ。

伝説がある。

彼女のお父さんはスタロスタを嫁に出すことに決めた。
嫁ぎ先はキリスト教でない異教徒の家だ。
政略結婚である。
彼女はその結婚が嫌で嫌で仕方なく、
破談になるよう毎日お祈りをしていた。
しかし、無情にも結婚式の日は近づいてくる。
彼女は半ばあきらめながらもお祈りを続けていた。
すると結婚式当日の朝、奇跡が起こった。
目覚めてみるとスタロスタの顔が変わり果てている。
彼女の口まわりに立派なひげが生えているのだ。

それを見た結婚相手は「そんな女はいらない。」と結婚を破棄。
彼女の結婚はなくなった。
が、その肩代わりに彼女の父親は十字架に張り付けられてしまった。

出自はポルトガルだそうだ。

スタロスタにしてみれば良かったかもしれないが、
それにしてもかわいそうなのはお父さん。
「娘の第一を考えなかったお父さんに天罰が下ったんだ。」
と今の時代を生きる人はそう思うだろう。

「張り付けは気の毒ではあるが腹を括るしかない。子どものためだ。」
と思う人もいるであろう。

父親に同情する人もいるだろう。

しかしこの話は親が子供の犠牲になるという美談ではない。

キリスト教至上主義の話だ。
キリスト教徒の娘が異教徒の嫁になるはずだったが、
祈り続けていればキリスト教徒は救われ、
キリスト教から逸脱した父親にはむごい仕打ちが訪れた。
ただそれだけ。
こう書くとキリスト教徒には失礼だけれども、
とにかくキリスト教ありきの話なのだ。

信仰というのは理解するのは難しい。
一神教と多神教、風土、風習…。

あっ、こんなことを書きたいのではなかった。
宗教と政治と日本ならプロ野球の話は大っぴらにしてはだめなのだ。
ただ聖スタロスタの人形を探して拝んで欲しかっただけなんだ。

でもさ、あなたならどちらをとるか?
親のために子どもが犠牲になる。
子どものために親が犠牲になる。

私はまだ親になっていないから説得力はないが、私は後者をとりたい。

聖スタロスタから全く関係ない話になっちゃった。
IMG_4598.jpg
ロレッタ教会の一礼拝堂に彼女の人形がある。
見つかるかな?
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