2011.07.21 (Thu)

ロワール 7月12日(火)

7月12日
プラハを定刻通り飛び立ったAF1083は、
予定通り9:15にシャルル・ド・ゴール空港に着陸した。
今回は時間との戦いの旅だから荷物は機内持ち込みにして、
10:01発のフランスの誇る新幹線TGVに乗るために、
飛行機を降りたら足早に国鉄駅に向かったのだが、
当初の予定とは異なるゲートに到着したため、
駅はゲートから徒歩圏内の場所ではなく巡回バスで駅へ向かう羽目になった。

駅到着後、即、切符売り場に駆け込んだ。
このデジタルの時代、切符は予めインターネットで購入できるのだが、
10:01発に乗れる保証はなかったのでチケットを購入していなかったのだ。
切符売り場に着くと、そこはどの国でも起こりうる長蛇の列で、私を震え上らせた。
「10:01発に乗れなければ10:28発があるけれど、そうすると見れる城の数が減る。」
と望みを保ちながらも最悪のケースを考えて、
自分の番が来るまでじっと耐えているしかなかった。

まあこの最悪のケースって、
「見れる城の数が減る」
と言う滅茶苦茶些細なことだけど・・・

やっと自分の番が来て9:58に切符を購入し、
一目散でプラットホームに移動、何とか間に合った。
まず時間との戦いに勝利したことになる。

この間本当に急いでいたから写真は撮っていない。

TGV、人生初となるTGVに乗車。
昔から一度は乗ってみたいと思っていた電車であるが、
いざ乗ってみると別に感動はなかった。
よく、ビートたけしさんが、
「売れていない時にポルシェに憧れて、売れてポルシェを買った。
ポルシェに乗って運転すると、走ってるポルシェが見れないから、
知り合いに運転を任せ、自分はタクシーでその後を追っかけて、
走っているポルシェを見て感動した。」
と言っているけれど、
スケールの大小はさておき同じ心境なのかな~。

さあ、憧れの?TGVに乗り約2時間、
城めぐりの拠点となる街、Tours(トゥール)に到着。
ホテルチェックインを済ませ、早速、城めぐり開始する。
最初のお城はChenonceau(シュノンソー城)。
トゥールから電車で約20分の所にあるお城だ。

ところが目的の駅で電車から降り損ねると言う事件が発生した。
ドアの開閉が押しボタン式で、駅に停車した際、ボタンを押してもドアが開かず、
下車できなかった惨めな観光客は、
次の駅までガタゴトと揺られて行かなくてはならなくなった。

”かーなーし~い、子牛~、揺られてゆーくーよ~”
本当の歌詞は”売られてゆくよ”だけれども、
ドナドナさながらに電車に揺られていく可哀相な観光客は6名。
降り損ねた6名の内訳は、私、中国人男子留学生、アメリカ人家族4名だった。
日米中の惨劇である。

その内の中国人留学生はフランス語の留学生だったのでフランス語が話せた。
よって彼は、次の駅で駅員に事情を説明したがどうにもならず、
しかも、次のシュノンソー方面の電車は2時間後しかない。
次の電車を待たずにシュノンソー城まで行く方法は、
徒歩かヒッチハイクかタクシーしかない。
誰もが徒歩で行けるだろうと簡単に考えていたのだが、
中国人学生が駅員に尋ねた所、徒歩だと城まで2時間掛かるとの事で、
誰もが徒歩をあきらめ、タクシーを待つしかなかった。

しかし、駅前にはタクシー乗り場はなく、よって当然タクシーも待機していない。
5分ぐらい待った所で、私は駅員にタクシーを呼んでもらうようお願いをした。
フランス語はできない私は、電話をしているジェスチャーで、
「タクシー、コール、シルブプレ。」
と片言でお願いするしかないが、何とか通じタクシーを呼んでくれた。

数分後に登場したタクシーは惨めな6名全員が乗れるサイズの車で、しかも、
「ドアが開かなかったのは国鉄の責任ですから。」
と、タクシー代は国鉄払いにしてくれたのだ。
この事情を駅員は中国人学生に説明し、彼経由で、
私とアメリカ人家族は事情を理解した。
驚くべきタクシー代無料に喜んだ我々は感謝の意を表し、
皆一同に駅員に向け、
「メルシー、メルシー。」
と合唱が始まった。

アメリカ人家族はこのタクシーの件は全て、
中国人学生がアレンジしてくれたものと思い込んでいるから、
半ば神を崇めるかのような表情、
もしくはアメリカ人特有の大げさなジェスチャーで、
「オォー サンキュー、サンキュー ヴェリーマッチ!!」
だってさ。
タクシーの手配をお願いしたのは私なのに・・・

と、ここで降り損ねたイライラと、器の小さい私がいたので、
電車や駅の写真を撮ることもなかった。
そして時間との戦いにも負けてしまった。

ちなみに電車のドアが開かなかったのは99%私のせいで、
私がボタンを押す所にいたのだけれど、
ボタンを押すタイミングが明らかに遅すぎたのだ。
誰も気付いていなかったけど・・・

つづく

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