2013.05.19 (Sun)

王位即位の宝物

五年に一度、大統領選挙のある年に、やつらは姿を現す。

最初に見た記憶があるのは2003年。
1998年も見たのかどうか忘れた。
2003年の時は8時間近く並んだ。


その次は2008年。
確か同じくらい並んだ気がする。


「今年も並ぶのは覚悟しておいてください。」
と公表されていた。


5月10日から19日までの公開で、私は公開初日の午後、
時間があったので並ぶ覚悟で出かけた。


当日はあいにくの雨。
でもそれが功を奏した。
全く並ばず。


全くと言っても1時間半並んだけど…。
場所はプラハ城内にある旧王宮の中のホール。
ヴラディスラフホールである。

15世紀末から16世紀初めに工事が行われたこのホールは、
当時、教会以外の建物では中欧で最大のホールだったのだ。

ホールの中に入ったら牛歩となった。

そして前回までの公開では主役しか展示されていなかったが、
今回は脇役も展示されていた。


見ての通り椅子。


でも並んでいるチェコ人も椅子はちらっと見るだけで、
あまり興味はそそられていないようだった。


そして17世紀半ば、おそらく1653年に作られた、
フェルディナンド3世が戴冠式の時に着用したローブ。


ここまで来たら大分主役に近づいてきた。
ヴラディスラフホールの全長は約60mだけど、
たった60mに1時間以上も並んでいたのである。


主役が展示されているショーケースの両脇にプラハ城衛兵が立つ。
ここの衛兵も1時間交代で1時間じっと立っているのだ。


ではその主役の登場。
王位即位の宝物。

写真左から、
・14世紀後半の十字架。
十字架の足は1522年作成。
・1533-1534年の王笏。
・1344-1345作成の王冠。
1374年から78年にかけて修理されている。
・王笏と同時代のリンゴ。宝珠。
・聖ヴァーツラフの剣。
10世紀には存在していたと言われている。

その中でも主役中の主役は真ん中の王冠であろう。

カレル4世が自分の戴冠式のために作らせた王冠。
22金を使った重さ約2.4kgの王冠に、
96この宝石と20個の真珠が付いている。

金が光りすぎてiphoneのカメラではきれいに撮影できなかったが、
王冠の真ん中には十字架が乗っており、
その十字架の真ん中には同じく十字架の形をしたサファイアがあるのだが、
その十字架型のサファイアにはキリストが磔されている様子がカメオされている。

王冠の前後左右は金で4枚のユリの花の形をした物を付けた。
正面のユリの花の真珠のすぐ下には欧州でも最大級のルービーが付いている。

ちなみに96個の宝石はカレル4世の奥さんの物で、
嫁入りの衣装の帯についていた宝石だと言う。

でも写真の写りが悪くて宝石類は良く分からないか。

本日5月19日が公開最終日です。
って、初日に見学した時でなく、
なんで公開最終日にこのネタを更新するんかね。

次はまた5年後じゃないか!
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20:00  |  プラハを探す  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  編集  |  Top↑

*Comment

前に教えてもらった王冠だ!!!
すご~い☆
めぐ |  2013.05.25(土) 13:37 |  URL |  【コメント編集】

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