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2013.05.17 (Fri)

ヴィエリチュカ

7:28ヴロツラフ発クラクフ行の電車は超ノロノロではあったが、定刻通り13:16にクラクフ本駅についた。

ツアーグループと会うのは翌日だから、午後は丸々時間があるということになる。

新しくなったクラクフ本駅に戸惑いながらもチケット売り場へ行きチケットを購入。
目的地はすでに決まっていた。
列車も都合良く13:35にあり、それに乗車した。

揺られること約30分、目的地に到着。

ここも2006年に来たのが最後。

ヴィエリチュカ。
ユネスコ世界遺産に指定されている。


ここは何かというと塩山だ。

そうとう昔、ガイドさんは50ミリオン年前と言っていたが、この地域は海だったので、塩水の湧き出る泉と岩塩の地層帯が残った。

ヴィエリチュカでは中世から1996年まで岩塩が採掘され、岩塩を採掘する前は塩水を蒸発させて残った塩を採取していた。この蒸発方法での採取はすでに紀元前3500年には知られていたという。
塩はその昔かなり貴重で、塩1kgは金1kgに相当したそうだ。
だから、塩を採掘することで潤っていたが、現在は塩は高価な物ではなくなった。採掘しても採算が取れないので、1996年に閉山。

私が最初に来たのが1998年だったから、そのついちょっと前まで現役だったということになる。

この塩山の坑道を巡るツアーがあり、今回は久しぶりにここを見ておきたかったのだ。

英語のツアーに参加。
入場料は73ズロチ。
2200円程度。
決して安くはない。
撮影する場合はさらに、10ズロチで撮影許可証を買う必要がある。

私は15:00スタートのツアーに参加することができた。

まずガイドさんを先頭に階段を下って行く。


これが深い。
深さ64m、階段は378段。
ひたすら降りる。


そしてここから約2km、細い坑道と22の穴部屋を歩いて行く。

最終的には深さ135mまで潜って行くのだ。

実際、塩山は地下9階まであり、最深327m、坑道の全長は300km、穴部屋の数は3000近くあるらしい。

迷子にならないようにせねばならぬ。


まずたどり着くのがニコラスの穴部屋。
コペルニクスのことだ。
ポーランドを代表する天文学者で、1493年に塩山に訪れているようだ。


ガイドさんが台座にライトをあてると、塩の部分が白く光った。


ヤノヴィツェの穴部屋。

13世紀半ば、時のクラクフ公ボレスラウスの妻、キンガに岩塩の発見を報告している様子。
キンガはのちに坑夫の守護聖人に列せられた。


彫刻などはみな岩塩だが、気候の問題でこういった二次的な塩も発生するようだ。


メタンガスの発生をチェックしている人形。


カジミエル王。
1368年、ヴィエリチュカ坑夫の慣例的な権利を書き記させた。


坑夫が使っていた道具。


さらに深く進む途中にあった人形。


結構下る。

細い坑道と穴部屋を進むも、中が暗くて良い写真をとるのは難しい。

そしてメインの穴部屋に到着。
聖キンガ礼拝堂。
現在も礼拝が行われている現役の礼拝堂だ。

主祭壇。


説教台。


聖水いれ。


床。


イエスのハート。


聖母のハート。


最後の晩餐。


礼拝堂に降りて来た階段。


シャンデリア。


みんな岩塩だ。
シャンデリアは塩のクリスタル。

1895年から1920年にヨゼフ マルコフスキが、1920年から1927年にヨゼフの弟トマーシュ マルコフスキが、1927年から1936年までアントニ ヴィロデクが、それぞれ坑夫の仕事終了後、時間を作り、それぞれ彫刻を作成していった。

礼拝堂に入るとまずここから見下ろし、階段を降りるわけだ。


細い坑道を抜けてからのこの空間なので、誰もが感嘆のため息をこぼしてしまう。


ここを見てしまえば、あとは出口に向けて進むだけなのだが、まだ先は長い。

ヨハネ パウロ2世の左にある細い坑道を抜ける。


ミハロヴィツェ穴部屋。


広い空間で圧倒される。


ヤン ネポムツキーの彫刻のあるヨゼフ ピウスドゥスキ穴部屋。


2003年にエレベーターが設置されたスタニスラフ スタシツ穴部屋。


これらを抜け、さらに…。


道を進む。


レストラン。


パーティ会場を抜け、やっと出口行きエレベーターに到着。

写真に収めていないが、真新しいエレベーターだったのがちょっとショックだった。
以前はちがったんだ。


写真では分かりにくいけれど、昔は上段、中段、下段と三段重ねのエレベーターに分かれて乗り込んで地上に上がったのだが…。
安全を考えたのかな。


お日様を拝んだのが17:00過ぎ。
2時間も地下にいたんだ。

もしクラクフに来て時間が許すのであれば是非お出掛け頂きたい。

流石に2時間は長いけれど…。
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