2013.06.08 (Sat)
Češi do toho! チェシ ド トホ!
来年2014年はW杯イヤー。
またその年がやってくる。
1997年3月からチェコで生活を始めて、
これで5回目の大会ということになる。
5回!!!
歳をとったもんだ。

チェコで生活を始めてからの最初のW杯は1998年、フランス大会。
日本はW杯初出場で盛り上がったが、
残念ながらチェコは出場せず。
私は友人たちとチケットもないのにレンタカーでリヨンまで行き、
市民ダフ屋からチケットを入手。
なんとかクロアチア戦を観戦した。
座席番号はあったけど、適当に座った記憶がある。
思い起こせば街ぐるみでダフ屋だったな。
ナビも携帯もなく地図を読み読み走ったんだ。
Youtubeでhirano928を検索するとその時の動画が出てきます。
友人が撮影したものであります。

次が2002年日韓W杯。
チェコはプレーオフで負けて出場できず。
この大会は時差の関係上、仕事前の朝、
仕事中の昼にスポーツバーで観戦していた。
惜しくも敗れたトルコ戦も仕事前に、
今はないヤーグルバーで観戦してから仕事に行ったんだ。

その後、2004年のユーロ選手権までチェコは公式戦負けなし。
FIFAランキング2位まで上り詰める。
パヴェル・ネドヴェドを筆頭に、カレル・ポヴォルスキー、
ヤン・コラーと個々の能力の高い選手が豊富だった。
ペテル・チェフやトマーシュ・ロシツキーも台頭し始めたんだっけ。
確かにゴールデンエイジだった。

そこで迎えた2006年W杯ドイツ大会。
チェコもやっと出場権を獲得した。
日本代表とチェコ代表の両方を応援できるエキサイトする大会のはずだった。
しかしエキサイトしたのはサッカーではなくこっちの方。
ある女性と一緒に観戦してて、その女性が母国日本よりもなんと、
よりによって大韓民国を褒めまくっていたから、
「お前、何人だ。いいかげんにしろ!」ってエキサイトしちゃったんだ。
それを機に、その女性は私が日本を褒め称えるたびに、
「ライトウイング」って皮肉るようになったんだっけ…。
ただただ純粋なパトリオットなだけなのに!!!
まあ今となったら、そんなエキサイトもただの笑い話だ。
チェコは上位進出の声が高かったが、
初戦のアメリカ戦で快勝するも、つづくガーナ戦、
イタリア戦と敗れ、まさかの予選敗退という大波乱でもあった。
ドイツ大会ではケルンまで車で行き、
ドルトムントで行われた日本vsブラジルを観戦したんだった。

2010年南アフリカ大会。
チェコ出場できず。
さすがに南アまで行けず、プラハでテレビ観戦。
日本の躍進に大いに盛り上がった大会だったな。
私が押してたウルグアイがベスト4になったんだ。

来年2014年はブラジル大会。
日本は早々に出場権を獲得した。
とても嬉しい。
嬉しいが、ここチェコも出場できたらWで嬉しいし、
国自体も盛り上がるから観戦も楽しくなるんだ。

しかしヨーロッパ予選は厳しい。
その厳しい予選を戦うには、チェコのサッカーは甘い。
戦術らしい戦術はあるが、その戦術たるや、
前方に足技のない巨人を置いて、
ドゴーン、バコーンとロングパスを送るのみ。
私がチェコに来た時からずっと同じ戦法。
ドゴーン、バコーンと縦パスのみ。
こぼれ球を中盤が拾っても、そこからうまい展開ができない。
最後の大事なパスが浮き玉だったり、フィニッシュで浮足立ったり、
あと一歩の所まで行くのけど、チャンスを生かし切れていない。

2003~2006年のゴールデンエイジは、その戦法がしっかり機能していた。
後方からの縦パスを巨人が落とし、こぼれ球を拾ってしっかりつなぎ、
再び巨人に上げ、巨人が頭で合わせてフィニッシュ。
もしくは巨人が落とした所をフィニッシュっていうパターン。
しかし、今のチームではそう簡単にはいかなさそうだ。
さらに、周りを見れているのはロシツキーだけ。
自然と彼にボールが集まり、彼が絶妙なパスを出すけれど、そのあとが…。
よく怪我をしているロシツキーではあるが、以前はドルトムントで活躍し、
今はイングランドのアーセナルでプレーしている。
もう33歳のベテランになるがテクニックは健在だ。
ドルトムントでは2001年から2002年、香川が活躍する10年も前だけど、
ロシツキーはドルトムントのリーグ優勝の立役者となった。
指令塔というよりはタクトを振る指揮者のようで、
「小さなモーツァルト」と異名を取っていたんだ。
そのロシツキーと絡めるテクニシャンはいないものかな?
やはり人口約1020万だと層も薄くなるのか…。
まあ若手も台頭しているから、彼らに期待をしよう。
ヴァーツラフ・カドレツとか…。

昨日のイタリア戦もホームでスコアレスドロー。
ただいまグループ3位。
イタリアの1位は安泰だろうが、
プレーオフに行ける2位を獲得するためにはもう負けられない。
残り試合はあと4試合。
10月15日の最終戦まで目が離せないぞ!

Češi do toho!
メガネカメラ秋葉原/ウォルマートカード/ハピタス/●link/
またその年がやってくる。
1997年3月からチェコで生活を始めて、
これで5回目の大会ということになる。
5回!!!
歳をとったもんだ。

チェコで生活を始めてからの最初のW杯は1998年、フランス大会。
日本はW杯初出場で盛り上がったが、
残念ながらチェコは出場せず。
私は友人たちとチケットもないのにレンタカーでリヨンまで行き、
市民ダフ屋からチケットを入手。
なんとかクロアチア戦を観戦した。
座席番号はあったけど、適当に座った記憶がある。
思い起こせば街ぐるみでダフ屋だったな。
ナビも携帯もなく地図を読み読み走ったんだ。
Youtubeでhirano928を検索するとその時の動画が出てきます。
友人が撮影したものであります。

次が2002年日韓W杯。
チェコはプレーオフで負けて出場できず。
この大会は時差の関係上、仕事前の朝、
仕事中の昼にスポーツバーで観戦していた。
惜しくも敗れたトルコ戦も仕事前に、
今はないヤーグルバーで観戦してから仕事に行ったんだ。

その後、2004年のユーロ選手権までチェコは公式戦負けなし。
FIFAランキング2位まで上り詰める。
パヴェル・ネドヴェドを筆頭に、カレル・ポヴォルスキー、
ヤン・コラーと個々の能力の高い選手が豊富だった。
ペテル・チェフやトマーシュ・ロシツキーも台頭し始めたんだっけ。
確かにゴールデンエイジだった。

そこで迎えた2006年W杯ドイツ大会。
チェコもやっと出場権を獲得した。
日本代表とチェコ代表の両方を応援できるエキサイトする大会のはずだった。
しかしエキサイトしたのはサッカーではなくこっちの方。
ある女性と一緒に観戦してて、その女性が母国日本よりもなんと、
よりによって大韓民国を褒めまくっていたから、
「お前、何人だ。いいかげんにしろ!」ってエキサイトしちゃったんだ。
それを機に、その女性は私が日本を褒め称えるたびに、
「ライトウイング」って皮肉るようになったんだっけ…。
ただただ純粋なパトリオットなだけなのに!!!
まあ今となったら、そんなエキサイトもただの笑い話だ。
チェコは上位進出の声が高かったが、
初戦のアメリカ戦で快勝するも、つづくガーナ戦、
イタリア戦と敗れ、まさかの予選敗退という大波乱でもあった。
ドイツ大会ではケルンまで車で行き、
ドルトムントで行われた日本vsブラジルを観戦したんだった。

2010年南アフリカ大会。
チェコ出場できず。
さすがに南アまで行けず、プラハでテレビ観戦。
日本の躍進に大いに盛り上がった大会だったな。
私が押してたウルグアイがベスト4になったんだ。

来年2014年はブラジル大会。
日本は早々に出場権を獲得した。
とても嬉しい。
嬉しいが、ここチェコも出場できたらWで嬉しいし、
国自体も盛り上がるから観戦も楽しくなるんだ。

しかしヨーロッパ予選は厳しい。
その厳しい予選を戦うには、チェコのサッカーは甘い。
戦術らしい戦術はあるが、その戦術たるや、
前方に足技のない巨人を置いて、
ドゴーン、バコーンとロングパスを送るのみ。
私がチェコに来た時からずっと同じ戦法。
ドゴーン、バコーンと縦パスのみ。
こぼれ球を中盤が拾っても、そこからうまい展開ができない。
最後の大事なパスが浮き玉だったり、フィニッシュで浮足立ったり、
あと一歩の所まで行くのけど、チャンスを生かし切れていない。

2003~2006年のゴールデンエイジは、その戦法がしっかり機能していた。
後方からの縦パスを巨人が落とし、こぼれ球を拾ってしっかりつなぎ、
再び巨人に上げ、巨人が頭で合わせてフィニッシュ。
もしくは巨人が落とした所をフィニッシュっていうパターン。
しかし、今のチームではそう簡単にはいかなさそうだ。
さらに、周りを見れているのはロシツキーだけ。
自然と彼にボールが集まり、彼が絶妙なパスを出すけれど、そのあとが…。
よく怪我をしているロシツキーではあるが、以前はドルトムントで活躍し、
今はイングランドのアーセナルでプレーしている。
もう33歳のベテランになるがテクニックは健在だ。
ドルトムントでは2001年から2002年、香川が活躍する10年も前だけど、
ロシツキーはドルトムントのリーグ優勝の立役者となった。
指令塔というよりはタクトを振る指揮者のようで、
「小さなモーツァルト」と異名を取っていたんだ。
そのロシツキーと絡めるテクニシャンはいないものかな?
やはり人口約1020万だと層も薄くなるのか…。
まあ若手も台頭しているから、彼らに期待をしよう。
ヴァーツラフ・カドレツとか…。

昨日のイタリア戦もホームでスコアレスドロー。
ただいまグループ3位。
イタリアの1位は安泰だろうが、
プレーオフに行ける2位を獲得するためにはもう負けられない。
残り試合はあと4試合。
10月15日の最終戦まで目が離せないぞ!

Češi do toho!
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