2013.06.09 (Sun)

吐かせたろうをめざして レッスン11

私の師匠はチェコの競馬で有名な街にあるオケに所属している。
しかし、今まで師匠がオケで演奏している姿を見たことがなかった。

ピン、コンビ、トリオで舞台に立つ師匠、ユニットを組んだ師匠は見たことはあったけど、まだオケはなかったんだ。

っていうか、落語、漫才の師匠ではないのだから、ソロ、デュオ、トリオ、カルテットと言わんとあきまへんな…。きょうびの話。

さて先週、その旨を師匠に伝えた所、今日、明日、明後日と三夜連続で公演があり、しかも青いバイオリンを弾く演奏家との共演で、その青バイオリンはめちゃくちゃ上手いから一見の価値あり、とのお言葉を頂いたので、師匠の勇姿と青バイオリンを見るべく、今日の仕事後、ダッシュで電車に乗り込み競馬で有名な街に向かった。

今回のレッスンは実技ではなく、良い物を観るレッスンだ。
見るではなく観る。
観察である。

バイオリンを始めたといっても、有名なバイオリニストなんて知らないから、青バイオリンには全く感心を持っておらず、ただ師匠の動きを観察するつもりだった。
しかし悲しいかな…、小柄な師匠は屈強なチェコ人に埋れてしまい、演奏している手の動きは全く見えない。
でもオケのバイオリニストは師匠だけではない。
師匠のふたり隣で演奏していた老紳士の動きを見て釘付けとなった。
いぶし銀である。
とにかくシブい。
しばらく見とれていた。

そのあと、主役の青バイオリンが登場。バンダナを巻き、タイトなシャツで身を包み、ヤンチャな感じのバイオリニスト。観客席のチェコ人は彼の能力を知っているから、舞台に上がった瞬間に固まっている。私も彼が演奏を始めると、あっというまにサブイボが…出まくった。
もう演奏を通り越し、芸の息に達しているのだ。
速いリズムを弾くため弓を高速に動かすのだが、その動きはパティシエがタマゴを解く動きそのもので、弓を引いているのではなく、ボールの中のタマゴを回しているようにしか見えない。

弦を抑える左手の指も尋常でない速さで弦を抑えている。
とにかく速い。
テンポの速い遅い関係なく、彼の奏でるバイオリンに魅了されている。

好きな人は誰のことなのかもう察知がついているだろう。
青バイオリンを弾く男。

パヴェル シュポルツル。

師匠、今回のお誘いありがとうございました。

良い物を観察できました。

幕後のベト7もサブイボたちまくりでしたが、青バイオリンのパヴェルにやられました。

もうすぐプラハに着きます。
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22:15  |  吐かせたろうをめざして  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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