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2014.10.22 (Wed)

唯一のこと

色々なジャンルのグループが一つの一大コミュニティーを作った。
参加したグループはジャンルごとに決まり事を持っていたのだが、
一大コミュニティーの活動を円滑に進めるために統一した決まり事を制定した。
するとコミュニティーは上手くまとまり、多分野で秀でるようになった。

そのコミュニティーの存在を知ったあるジャンルのグループは考えた。
「あのコミュニティーに入れば利が得られるぞ。」
そしていつの間にかコミュニティーの中に入っていった。
その事に気が付いた既存メンバーは、コミュニティーの決まり事を伝えた。
しかし、新加入のグループは言う。
「私達には私達の決まり事が唯一であるため、他の決まり事には絶対に従う事ができない。」

新加入グループの頑なな決意に困り果てた既存メンバーは解決策を考えた。
・当コミュニティーに参加するなら、決まり事に従う義務があるが、
従えないと言うのであれば、他のメンバーには迷惑にならぬよう注意すべし。
・コミュニティー運営に支障をきたす恐れがあるため、決められた場所以外では生活せぬこと。
・決まり事に従わない代りにコミュニティーに特別税を支払うこと。

新規参加したグループはコミュニティーに溶け込んで行ったが、
既存メンバーからは後ろ指を指されるようになった。
・決まり事に従わず、金だけ払い、さらに利を得て潤っている。
・彼らの決まり事は怪しい。

その後、悶着はありながらも、コミュニティーは栄華を誇っていた。
栄華を誇っている間に、コミュニティーの中には新たなグループが出来上がっていた。
彼らも独自の決まり事を持っているようだったため、
コミュニティーからは浮いた存在になっていたし、
彼らの存在を煙たく思っている者もいた。
ただその新たなグループはコミュニティーの中で生まれた貧困者を救済し、こう語っていたのだ。
「今のコミュニティーは良くない。我らの仲間に入れば誰でも救済される。」

当初コミュニティーは豊かだったため誰もそのグループには見向きもしなかったが、
コミュニティー運営が行き詰っていくと、ひとりふたりと救済を求め、仲間に入るようになった。
いつしかコミュニティーはそのグループなしでは運営を続ける事ができなくなり、
コミュニティーのトップがそのグループのメンバーである事を公表し、
それに倣い他のメンバーもグループに参加するようになり、
そのグループのメンバーでなければ仲間でないような風潮が起こった。
さらに、いまだに以前の決まり事に従っている人にはこう諭していった。
「私達の決まり事に従わないと救済されませんよ。」
メンバーは増える一方で、コミュニティーはそのグループの色に染まった。
そんな新たなグループも時間が経つと決まり事に対する解釈が多様化し、
同グループにも関わらず、解釈を巡って争いが起こるようになってしまったのだが・・・。

ところがメンバー数が増大する中、いくら諭してもグループに参加しないメンバーがいた。
それは、最初のコミュニティーが作られた時、利を求めて参加してきたあのグループである。
彼らは諭されても首を縦に振る事はなく、やはり、彼ら独自の決まり事に従うのみである。
結局、コミュニティーの足並みを乱す存在には変わらず、敵視され、差別されるようになった。
それでも、彼らはこう考え、気に留める事もなかった。
「我々の決まり事が唯一で、最良で、それ以外の決まり事は無に等しく、
我々の決まり事に従えない者たちはかわいそうだ。
だが、我々は仲間を増やすことはしない。なぜなら我々は選ばれた民だからだ。」

あ~っ、それぞれの唯一が飛び交っている。
その唯一がぶつかり合い火花を散らしている。

唯一の決まり事に従い、それ以外の決まり事は受け入れられず拒絶する者。
唯一の決まり事に従える者は我々だけだと思っている者。
唯一の決まり事に従っていれば苦労があっても報われるはずだと信じて疑わない者。
唯一の決まり事に従わない者は力ずくでも仲間にしてしまおうとする者。
唯一の決まり事に従わなくても良いと寛容を受けるも幸せになれない者。

唯一の決まり事から外れても、いや、外れた方が視野が広くなるのに。
でも、外れると裏切り者扱いされるから、外れないし、外れられない。

唯一の決まり事・・・あれらの事である。

ご先祖様を敬い、おもてなしの心を重んじ、唯一の決まり事を持たず、
それぞれがそれぞれの心の中にそれぞれの決まり事を持ち、
それらいろんな決まり事を尊重し、存在を認め合うことのできる、
我ら和の国民には難解で、この手のテーマになると、
「あっ、結構です。」ってなるあれらの事である。

唯一の決まり事を悪いとは思はない。
でも唯一って言うのを私は好ましいとは思っていない。
しかしながら、唯一の決まり事を従っている者にしてみれば、
私の思いは「なんて間抜けな事だ。」と考えるのだろう。

なんだか、よく分からないテーマになってしまったぞ・・・。
冬が近づいてきて精神を病んでいるのか???
そっか、あと1週間で11月だもんな。
日も短くなるし、憂鬱な11月がやってくるんだな。
「唯一を好ましいと思っていない。」なんて言っちゃったけど、
精神を落ち着かせるため、唯一の決まり事の家にでも行ってみるか。
でも、どこの家に行こうかな…ただ行っても落ち着かないだろうな・・・。
唯一の決まり事の従者ではないんだから。
結局は我が心に宿りし決まり事に頼るしかないな。
自分あり気だ。
とセンチになる秋の夜長でした。

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23:46  |  くだらないけど・・・の話  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)  |  編集  |  Top↑

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ど〜したん❓
めぐ姐 |  2014.10.23(木) 11:25 |  URL |  【コメント編集】

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