2014.12.24 (Wed)

紙幣可能券売機

プラハ市営交通は市内に3種の乗り物を運行させている。
地下鉄、路面電車、路線バスだ。
市民は地下鉄をメトロ、路面電車をトラムバイ、路線バスをアウトブスと呼んでいる。

蛇足だがアウトブスについて言うと、
「ブス、アウト!」という意味ではないし、
オートマチックなブスという意味でもない。
AUTOBUS をそのままローマ字読みしただけだ。
チェコ語は基本的にローマ字読みだから、
チェコ人はBUS DRIVERをブスドライバーと呼ぶだろう。
もしかするとブス ドゥリヴェルかもしれない。
しかし決して「運転手がブス」と言うことではないのだ。

もとい、で、切符はメトロ、トラム、ブス3種の共通切符で、
料金設定は日本のように区間ごとや何駅いくらという設定ではなく時間で設定されている。
正確に説明すれば、ゾーンなるものがあり、基本ゾーン外は値段設定が変わるのだが、
通常プラハ市内のみを移動する場合は基本ゾーン内で事足りるから、難しく考える必要はないだろう。
ちなみに、料金の一例だが2014年12月23日現在で以下の通りだ。

30分24コルナ
90分32コルナ
24時間110コルナ
スーツケース、犬16コルナ

以外に知られていないけれど、スーツケース代が必要なのである。
キャリーケース(通称コロコロ)ではなく大型のスーツケースを運ぶ時は、
それ用の16コルナの切符を買わないといけないのだ。
これは決まりだから検札係のチェックにあって不備があった場合は罰金。
恐らく800コルナ。日本円で約4500円ぐらいである。
言い逃れできるチャンスは皆無だ。
もし言い逃れできるとしたら、
女子が可愛く謝って許しを乞うぐらいだろう。
プラハオヤジも助平だからな…。

その切符を刻印機に差し込むと時間が刻印されて、
その時間から規定の時間内、乗り換え可能で乗り放題なのである。
しかしここで注意しなくてはいけないのが、打刻した時間を覚えておくこと。
検札係は全車両に乗車してチェックをしているわけではないから、
もし打刻した時間を忘れていて検札にあった時、
すでに規定時間が過ぎていた場合は罰金と相成る。

そして検札係はほとんど乗車していないから、
プラハ滞在中に一度も検札にあった事のない人もいるかもしれない。
しかし、仮に検札係が乗車していた場合、もしくは乗車してきた場合、
誰よりもまず読者のあなたが検札を受けるだろうからそのつもりでいてほしい。
メトロのホームで待機している検札係も同様である。
なぜなら不思議なことに、検札係のスコープはまずアジア人に標準が絞られ、
アジア人が乗車すると99%の確率でロックオンされるからである。
他に無賃乗車してそうな輩が多数いるのに、まずアジア人をターゲットにする検札係。
本当に不思議だ。

その切符だけれども、乗り物に乗車する際は予め切符を購入をしていなければならない。
メトロの駅にある自動券売機か有人窓口、
駅そばで営業している新聞屋さんで購入可能だ。
アウトブスのドライバーは切符を割高の値段で販売しているが、
メトロとトラムは乗車後の切符購入はできないので気を付けよう。
ただここでも情報としてだが、メトロの駅にある有人窓口でも、
働く気が無いのかどうか知らないが、係員によっては切符を販売をしていない。
日本と異なりマニュアル通りでないのだ。
そもそもマニュアルがあるのかな?

と、ここまで長い長い前置きであった。
本題はタイトルにあるように紙幣可能券売機である。
今までプラハの自動券売機はコインしか使えなかった。
現在でもほとんどの券売機はコインしか使えない。
だがしかし、最近、空港や国鉄本駅、主要な所ではニューマシーンが登場しているのだ。

左は旧マシーンで右が新マシーン。

画面はチェコ語と英語バージョンと二通りで設定されている。

必要な切符の場所をタッチする。
複数枚の切符を購入する時は➕をタッチすると希望枚数が購入でき、
➕をタッチし過ぎた時は➖をタッチすれば良い。

そしてこのニューマシーンはタイトル通り、紙幣可能券売機。
つまりついにプラハ市営交通の切符も紙幣での購入が可能になったのだ。


ここはひとつ試し買いと、24コルナの切符を1枚購入しようとした。
しかし、なかなか紙幣が入ってくれない。


どうした?
やはりプラハなのか?
よく画面を見てみた。
するとどうだい。
紙幣の印に斜線が入っているではないか?


意味ないじゃん。
1枚のたった24コルナだからダメなのかと思い、5枚購入の設定でトライしてみた。
24コルナ×5=120コルナ。
すると100コルナはスルスルと吸い込まれていく。
しかし、残高20コルナになったら、またまた紙幣はダメよダメダメ斜線が入る。
意味ないじゃん!

たまたまマシーンに釣り銭がなかったのか、
もともと釣り銭を内蔵していなかったのかは知らぬが、
せっかく紙幣可能券売機が登場したのに勝手が悪すぎる。
せっかくなのに惜しいんだよね。
しかも画面には5000コルナマークまで入ってるし…。
5000コルナって今の為替レートだと約3万円紙幣だよ。
そこじゃないんだよな。
5000コルナ紙幣は額が大きすぎるからどこ行っても煙たがられるし、
市民もそれを知っているから普通に持っていないよ。
ツーリストは5000コルナの存在すら知らないかもしれない。
それこそ意味ないじゃん。

さてさてマシーンの改善はなされるのか?
頑張ろうよ、プラハ!
紙幣可能券売機だけではなくさ、
いろんな意味で・・・。
自己満足でなくニーズを考えよう!


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