2015.02.21 (Sat)

あの雑誌の表紙コレクションin DOX

君子危うきに近寄らず。
君子でない僕にはあまり関係のない諺かもしれないけれど、
本当に危うかったら、君子でなくても普通は危うきには近寄らないでしょうね。


DOXではいま、あの雑誌の表紙コレクションを展示している。
「表現の自由と宗教への冒涜」で問題になっているあの雑誌の表紙コレクションである。

プラハ市も展示期間中は危うい場所だと考えたのであろう。
DOXの周りは一部駐車禁止で、警察関係の車両が待機しており、
出掛けた時は警察官ふたりと機関銃を持った警察官ひとりがパトロールしていた。
駐車可能の場所には近隣住民の車が停まっているが、あんな厳戒態勢でお出迎えされると、
「ここに駐車している車が突然爆発したら…」
なんてネガティヴイメージをしてしまう。


入り口に入るとまた警察官がおり、厳重なセーフティチェックとカバンの中チェックを受ける。
しかし何ですね。
ここに配備される警察官や働いているスタッフも大変だし、
それよりも近隣住民にとっては大迷惑な展示なのだろうな。
そんな展示を見てきた。

表紙コレクションのコーナーにはカバンの持ち込みが禁止されているので、
コートの他に持っているカバンなどもクロークルームに預ける。
さらに表紙コレクションは写真撮影も禁止だ。
まあそれら表紙は一部WEB画像で見れるから、
もし見たい方はWEBで検索してください。


DOXに展示されている表紙コレクションは1970年代の物からあったけれど、
ほとんどが2000年以降に発行された物で、その中の4分の1ほどの風刺対象者はサルコジだった。
サルコジが相当に物議を醸していたことが分かるであろう。

ちなみに余談だが、サルコジが大統領に選出された時、
猿子王子だと思っていた人がいたんですな~。

それら表紙には風刺画と共にフランス語の風刺文が書かれていて、
展示ではそのフランス語文がチェコ語と英語に訳されているから意味は分かる。
ただ意味は分かっても、その時の背景と人物像を分かっていないから、
風刺文と風刺画の本意までは読み取れなかった。

サルコジの風刺画が多数あったけれど、他に別の政治家、政治一般、宗教、スポーツといろいろ風刺されていた。
ローマ法皇も司教も、オバマもブッシュ、サッカーフランス代表も、
当時の話題が風刺の対象になっているのだ。
だから例の問題となったあの風刺画も、出版社側にしたら、
ただただ普通に風刺しただけだったのだろう。


でもね・・・表現の自由って一体・・・なに?
そして宗教への冒涜って。

思想、主張は生きている人の数だけあるのだから、
これが正論であると決める事は出来ないけれど、
他人様に危害を与え得るような物はダメだ。

特に宗教を対象にするなんて論外である。
宗教を対象にしたら争いしか起こらない。
ごく単純にそれぞれの信者が各々信ずる神へ崇拝だけしていれば問題はないはずなのに、
そこに政治、経済、権力などが絡んできて、さらにそれぞれの教理を正当化し、
主導していこうとするから争い事が起こってしまう。
それについてみんなは歴史で知っているはずではないか。


そもそも、それぞれ一神教の神様はナンバー1の神は私であると主張したのだろうか?
信者が自分が信ずる神様をナンバー1に置きたいと願っているだけなのではないか。
もちろん一神教だから、他を認めたくない気持ちは分かるけれど、
それを理由に戦え!と叫んでいるのは信者の方であって、
天上にいる神はオイオイと驚くと共に嘆き悲しんでいるのではないだろうか。
そんな発想に至るのは、私が八百万神を素晴らしいと考えており、
一神教徒の人達が可哀そうに見えているからだろう。

でも、神への冒涜はよろしくないですね。
神を冒涜するとバチが当たるんです。
そんな事を考えながら表紙コレクションを見ていました。

注)プラハでピヴォは政治、宗教などの思想を持たないブログです。
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