2015.07.27 (Mon)

リトミシュル城のスグラフィト

プラハから約160km東にある人口1万人ほどの小さい町。
1999年に町に建つお城がUNESCOの世界遺産に登録された町。


1824年3月2日に城前に建つ家でべドジフ・スメタナが生まれた町。


リトミシュル。


16世紀の後半、当地を所有していたペルンシュテイン家が城をルネサンススタイルに改築した。
その後、トラウトマンスドルフ家がバロックスタイルに改築する。
さらに、ヴァルトシュテイン家、トゥーン・タクシス家と所有権が変わった。


ルネサンス期に城が改築された時、スグラフィトで装飾された外壁の建物になった。
スグラフィトとは分かりやすく言えば、異なる色の漆喰を重ね塗りし、
上塗りされた漆喰を掻き落として下塗りの漆喰を表面化し、
絵や模様を作り出す技法である。


しかしその綺麗なスグラフィト模様はバロック期に消えてしまった。
なぜならスグラフィト模様の上にさらに別の単色の漆喰が塗られてしまったからだ。
バロック期の人々の趣向が変わってしまったのだろう。


しかし後年に、壁にはスグラフィト模様があることが発覚し、
バロック期に塗られた漆喰をはがし、スグラフィト模様を前面に出す修復作業が行われた。


だから現在、壁にあるスグラフィト模様はルネサンス期オリジナルの代物ではないけれど、
それでも、ルネサンス期の様相を思い出すことは可能なのである。


そして、リトミシュル城のスグラフィトは模様だけでなく同時に絵も作られており、
4面の壁に8000種近くのスグラフィト模様があるのだ。


それには動物あり、道化師あり、人間模様あり、


好みのデザインはあるか?、あの絵は何を意味しているのだろうか?


など見ていて飽きることが無い。


この外壁を見るだけ度も十分に楽しい。


もちろん城内見学も楽しいし、バロック期に造られた劇場は見ものである。
また今年はもう終わってしまったが6月半ばから7月初めまでは、
「スメタナのリトミシュル」というタイトルで音楽祭も開催されるので、
音楽好きにもお勧めできる町だ。

一度足を延してみては・・・。



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12:43  |  ボヘミア地方  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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