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2015.09.11 (Fri)

プラハを探す ベルトランカ

モーツァルトヴァ通り
スミーホフ、プラハ5区
モーツァルト通りと言う意味だ。


モーツァルトを知らぬ者はいないだろう。
超有名な女たらしだ。
いや、超天才の音楽家である。の方が良いか。

モーツァルト通りの奥には瀟洒な建物の門があり、
金色板に黒字でW.A.Mozart Muzeum Bertramkaとある。
そう、ここはモーツァルト記念館なのだ。


なぜここが記念館なのか。
答えは簡単だ。
モーツァルトがここに滞在した事があるからだ。
1787年10月、モーツァルトはあるオペラ公演するためにプラハへ来た。
オペラの脚本家はダ・ポンテでタイトルは「ドン・ジョヴァンニ」。
その「ドン・ジョヴァンニ」の序曲をここベルトランカで書き上げた。
「ドン・ジョヴァンニ」の初演が行われたスタヴォフスケー劇場の案内人は、
序曲が完成したのは初演当日の朝だったんだ!
なんて説明してツーリストを沸かせるけれど本当かなぁ。


ここベルトランカ別荘の所有者はモーツァルトの友人ドゥシェク夫妻。
ドゥシェク氏も音楽家で、夫人はソプラノ歌手だった。
特に婦人は美貌と美声の持ち主だったようで、
周りからは「ナイチンゲールのようだ。」と評されていた。
なかなか歌わないが歌うと美しい歌声だ。と言う事なのだろう。

こんな逸話がある。
ドゥシェク夫人が、自分のためのアリアを完成させるまで外に出さないと、
モーツァルトを敷地内の納屋に閉じ込めてしまった。
モーツァルトは仕返しとして、音程にばらつきのある歌い難いアリアを作曲し、
初見で間違わず歌いあげたらプレゼントするが、もし間違えたら燃やしてしまう。
と言って、楽譜を夫人に渡した。
夫人は楽譜に目を通すと、間違うことなく歌いあげたのだ。
だからそのアリアは今も残っている。
そのアリアは「私のうるわしい恋人よ、さようなら」だという。


庭の奥地にはモーツァルトが使ったという石のテーブルも残る。


そんなエピソードの残るベルトランカ荘は、
モーツァルト記念館として一般公開されていた。
しかし、いつからか、確か2007か8年ぐらいからだったか、
諸問題で閉館してしまいモーツァルトファンを失望させた。
ところが去年あたり、「また開いている」という噂を聞きつけ、
先日、確認も兼ねて出掛けてみた。
すると噂通り記念館は開いているではないか。
係員に尋ねると、「当面、開いている予定だ。」と回答が返って来た。


しかし、「とにかくオープン。」が目標だったのか、敷地は荒れ放題。
展示物も以前とは異なり、昔展示されていたモーツァルトの遺髪などは無くなっていた。
それに、また何か問題があると閉まる可能性もある。
それでもモーツァルト好きには朗報ではないか。

モーツァルトが実際にいたんだ。
ベルトランカへ足を延ばしてみよう。
http://www.bertramka.eu/
トラム亭Andelより徒歩5分。
中心地からはトラム9番がベター。
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