2018.04.15 (Sun)

ジョージアでななやすみ

メスティアを後にします。
一昨日、ウシュグリ村行きチケットを購入したバスステーションです。
これから向かうクタイシ行きチケットも同時にここで購入しました。
おばさんが本当に優しくナイスな方でした。


出発時間の朝8時にはクタイシ行きの他に、トビリシ行き、ズグディディ行きのバスが集結しています。
昨日ナイスドライブをしてくれたゴゴさんも来ていました。これからがシーズンなると思うので、あのガタガタ道をかなりの回数を走るのでしょう。
舗装してもらったら住民は行き来しやすくなるけれど、悪道をやっとの思いで行った方が観光客には到達感があります。どちらが良いのか…。
スヴァネティ地方がこれから答えを出すでしょう。


今日のクタイシ行きのドライバーは超スピード&強ブレーキの爆走ドライバーでした。
メスティアから舗装されているくねくねと何度もカーブが続く道を爆走してはブレーキ、爆走してはブレーキの連続です。
「マジ揺れるんですけど。」
そんな運転のせいもあり、おばあさんが車酔いして何度か緊急停車しました。
散々追い抜いた車に緊急停車中に抜き返される、それをまた追い越す、そしてまた抜き返される、あまり意味の無い運転だなと思いましたが、道路が良くなると爆走ドライバーの腕の見せ所です。次々と車を追い越して行きます。片側二車線道路を勝手に三車線道路にしてしまう技を見せてくれました。

ゲラテ修道院 გელათის მონასტერი
クタイシのバスターミナルに昼ごろに着き、バスターミナル建物上階のホテルにチェックインを済ませ、今日の目的地に向かうべくタクシーを物色していました。
バスでも行けるのですが、大切な時間を有効に使うには多少の出費は止むを得ません。
タクシーで移動です。


ジョージアとチェコのタクシー事情は異なりますが、私はタクシー運転手に対する先入観があります。
「タクシー運転手はおじさんで、地味な車の方が良い」すると目の前におじさん運転手で新しくない小型のフォードが近づいて来ました。
「このタクシーだ!」と直感し、タクシーを停車させ交渉を始めました。


ゲラティ修道院とモツァメタ修道院に行きたいがいくらか問うと、ロンリープラネットで紹介されていた金額を言ってきたので、善良運転手だと確信して乗車しました。
運転手さんはミーシャさんと言う60代前半か、もしくは50代後半の紳士です。


まずはゲラティ修道院へ向かいました。
遠くには昨日の朝までいたスヴァネティ地方の山々が見えます。
ここはジョージア黄金期の傑作で1106年にダビド4世によって設立されています。


新しいアテネ、第2のエルサレムと褒め称えられており、中世ジョージアでの精神的、文化的の中心でした。
修道院にいると太陽光線もこうなります。
スピリチュアルですね。


モツァメタ修道院 მოწამეთა მონასტერი
ゲラティ修道院からミーシャタクシーで走る事10分ほど、もう一つの訪問地であるモツァメタ修道院のパーキングに着きました。


パーキングから徒歩約5分、ふたつの渓谷から切り立った崖の上に修道院があります。
8世紀に修道院は設立されました。
古いですね。


クタイシ ქუთაისი
バクラディ大聖堂 ბაგრატის ტაძარი
クタイシに戻ると、ミーシャさんは尋ねました。
「バクラディ大聖堂には行ったか?」
ちなみにミーシャさんは英語を話しません。
ジョージア語とロシア語オンリーです。


ジョージアに来る前にジョージア語会話集で挨拶や数字ぐらいは予習していましたが、さすがに会話はできません。ロシア語はチェコ語と近いものがあるので、聞き取れて分かる単語を繋げて会話しています。


クタイシに着いたばかりゲラティとモツァメタに行き、まだ大聖堂は見ていなかったので、ぜひ連れて行ってもらいました。
この大聖堂は11世紀に建てられましたが、17世紀にオスマン帝国軍の攻撃で破壊されました。
20世紀の半ばに再建が始まり、今に至っています。


カツヒの柱 კაცხის სვეტი
翌日、クタイシから65kmも離れたカツヒの柱とそこから10kmほど離れたチアトゥラにエクスカーションに出掛けました。
昨日偶然に会ったミーシャさんに明日も1日お付き合いしてほしいと半ば強引にお願いしていて、朝9時にホテル前で集合し、出発です。
まずはガソリンスタンドで燃料補給します。
燃料代は当然ですが私持ちです。


まず最初に訪れたのがカツヒの柱です。
カツヒ地区に立つ岩の柱で高さ40メートル、頂上の表面面積150㎡という狭い敷地に、教会と聖職者の生活スペースがあるのです。


昔にギリシャのメテオラに行って岩の上に建つ修道院群を見て感動を覚えましたが、ここはここで別物です。
この景色を見るだけでも来た甲斐があります。


聖職者はこの梯子を上り下りして下界と行き来しているのです。
いろんなブログを見ていたらこの岩柱を登っている人の画像もありましたが、残念ながら登れませんでした。


でも仮に登れたとしても…。


登る気になりますか?
登れても降りれませんね。


ここカツヒの柱は天国に1番近い教会とも呼ばれています。


チアトゥラ ჭიათურა
さあもう一つ見たかったものがあり、ミーシャさんにひとっ走りしてもらいました。
クタイシ在住のミーシャさんは、なぜこんなところに?と不思議がっていましたが、興味深いものがあるのです。


それは1950年代に造られたロープウェイです。
このロープウェイを見て乗りたかったのです。
今も一部市民の足として活躍しています。


風とか昼休みとか、たまたまこの日はトルコ映画の撮影があってと、いろんな理由で運行停止の時間帯もありますが、市民のために無料で運行しています。


ここチアトゥラはマンガン採掘で栄えた町で、今もマンガン採掘が行われております。


ただインフラの問題で廃墟化しつつある町になっています。


またチアトゥラ中心から1kmほど離れた所には驚く場所に教会があります。


Monastery Mgvimeviと言って、13世紀に自然の洞窟に作られました。


これも昔モンテネグロに行った時、岸壁にあるオストログ修道院を見て驚いたけれど、先述のカツヒの柱と言い「なんでこんなところに?」と思いますね。


でも日本でもお寺、神社によってはとんでもない所に寺社があったりするから、洋の東西は問わずと言った所でしょうか。
ただこの修道院へはロープウェイはなく、徒歩です。でも地上から10分もかかりません。


さて見たいものも見れ満足の細矢です。
クタイシに着いて、ミーシャさんに今日のお代を尋ねました。
すると「いらないよ。」と言う答えが返ってきました。
いやいや、それはないでしょ!
という事で50ラリをお支払いしました。
「貰いすぎだ。」とミーシャさんは言ってきましたが、往復140km近くの運転でしかも7時間も拘束したので、本当は少なかったかもしれません。
ミーシャさん、本当にありがとうございました。
私が住むプのつく町のタクシードライバーにミーシャさんの爪の垢でも煎じて飲ませたいぐらいです。
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05:28  |  外国旅行  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  編集  |  Top↑

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